発売日は2022年か。折りたたみスマホ「Pixel Fold」の発売時期がアプリ内から発見される
Androidの次期バージョンからコードネームが発見されている折りたたみ式のPixelスマートフォン(仮称:Pixel Fold)
いつもどおりであれば、新型Pixelスマートフォンの発売直前にはAndroidのOS内やGoogleアプリ内から様々な情報が発見され、リークも活発化しますが、現在見つかっているのはコードネーム程度で噂されている年内発売は実現しそうにありません。
それでもGoogleは来年3月に折りたたみスマートフォンやタブレットなど大画面に最適化されたOS「Android 12L」をリリースする予定。着々と発売に向けて準備を進めているようも思えます。
きょう報じられた最新情報によれば、Pixel Foldは2022年に発売されるようです。
全4つのカメラレンズを搭載か
9to5GoogleがGoogleカメラアプリの最新版からコードネーム「Pipit」を発見しました。このコードネームが搭載するカメラが“Folded”とタグ付けされていることから「Pixel Fold」と推測されます。
これまでに発見されていたPixel Foldのコードネームは「Passport」でしたが、開発の段階で変更されたと推測されます。
コードネームが変更された例は今回が初めてではなく、タブレットのPixel Slateでもプロセッサの変更に伴い、“Meowth”から“Nocturne”に変更されたこともあるため、不自然ではありません。
Googleカメラからコードネームが発見されたことで、Pixel Foldに搭載されるメインカメラのイメージセンサーも確定したようです。Pixel 6シリーズでは、SamsungのGN1センサーが搭載されましたが、Pixel FoldのイメージセンサーはPixel 3/4/5と同じ12.2メガピクセルのIMX363になるとのこと。
Pixel 6シリーズで超広角レンズ用に搭載されたIMX386も発見されています。さらに、8メガピクセルのIMX355センサーが2つ搭載され、“inner”と“outer”にタグ付けされているとのこと。このことからGalaxy Z Foldシリーズのように外側に1つ、内側にも1つフロントカメラを内蔵していると予想されます。ディスプレイ内蔵型になるのかはわかりません。
他の折りたたみスマートフォンと同じようにカメラのスペックは控えめになるようです。これは折りたたみ時の厚みをできるだけ薄くすることが要因と考えられます。ディスプレイの搭載枚数が増えることによってコストアップする分、カメラでコストダウンを図る狙いもあるはずです。
- メインカメラ: IMX363
- 超広角カメラ: IMX386
- フロントカメラ: IMX355 x2(外側・内側)
さて、Pixel Foldがいつ発売されるのか。それは今回発見されたコード“isPixel2022Foldable”に答えがあります。文字どおり2022年です。9to5Googleによれば、Pixel 4|4 XLは“isPixel2019”、Pixel 3a|3a XLは“isPixel2019MidRange”など、Googleカメラアプリ内では、Pixelスマートフォンの発売時期に合わせて同じようなコードが存在しているとのこと。
冒頭で書いたとおり、Googleは来年3月に折りたたみスマートフォンやタブレットなど大画面に最適化されたOS「Android 12L」をリリースする予定。Pixel 6シリーズのようにOSのリリースに合わせてPixel Foldが発売される可能性もあるかもしれません。
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