Pixel Watch 4のスペックがさらに流出。新コプロセッサ・常時表示40時間の電池持ちなど
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

約1ヶ月後の発売が噂されている「Google Pixel Watch 4」は、過去2世代と同じプロセッサを搭載すると報じられています。
一方で、メインプロセッサの負荷を軽減し、電池持ちの向上に貢献するコプロセッサについては、2016年に発表されたArm Cortex-M33から2020年に発表されたArm Cortex-M55へとアップグレードされる可能性があります。
M55は従来比で最大5倍のAI処理能力を備えつつ、消費電力を抑えられるのが特徴。GeminiのWear OS対応が始まり、M55を搭載したPixel Watch 4では、より高度なGeminiの機能が利用できるかもしれません。
これまでの報道によると、Pixel Watch 4は本体の厚みが増すことでバッテリー容量が増え、電池持ちが改善される見込みです。
- 41mmモデル
- 常時表示オンで最大30時間
- バッテリーセーバーモードで48時間
- 45mmモデル
- 常時表示オンで最大40時間
- バッテリーセーバーモードで72時間
- 常時表示オンで最大24時間
- バッテリーセーバーモードで36時間
また、充電方式はピン方式からワイヤレス方式に戻り、充電時間も短縮されると見られています。
Android Headlinesによれば、横置き充電時に文字盤の向きが変わり、置き時計のように使える機能も追加される見込みです。
Apple Watchでは以前から搭載されていた機能ですが、Pixel Watchとしてはこれが初対応となります。

この機能追加は、Pixel Standに変わる新しい充電アクセサリの登場と関係している可能性もあります。
これまでGoogleは、純正のPixel Watch用充電スタンドを提供しておらず、付属のケーブルで文字盤を真上に向けた状態でしか充電できませんでした。
今回の機能追加は、以下のようなPixel Watchを横向きに置いて充電できるスタンド型アクセサリの登場を示唆しているのかもしれません。
加えて、Pixel Watch 4はディスプレイの最大輝度が3,000ニトに向上する予定です。
Apple Watch Ultraと同等の明るさを誇るActuaディスプレイを搭載することで、マラソンや登山など屋外でアクティブに使いたいユーザーにも嬉しいアップデートになるでしょう。
Pixel Watch 4は、2025年8月20日に開催されるMade by Googleイベントで発表され、8月28日に発売されると見られています。
同イベントでは、Pixel 10シリーズの4機種や、Pixel Buds 2aも同時に発表されると予想されています。
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