Googleがすべての開発を手がけた初のスマートウォッチ「Pixel Watch」が今秋発売されます。
丸型のドーム形状のボディにリサイクルのステンレス素材を使用。側面のリューズをねじることでスマートウォッチを操作して、Fitbitの健康管理やフィットネス機能を利用したり、気分に合わせてバンドを交換することも可能です。
スマートウォッチらしくない可愛いデザインが早くも評価されていますが、Pixel WatchはiPhoneで利用できない可能性があります。
Pixel WatchにはAndroid 8.0以降のスマホが必要
Wear OSを利用するには、Android 6.0以上のスマートフォン、またはiOS 13.0以降のiPhoneが必要と案内されています。
ただし、Twitterで公開されたPixel Watchのティザー映像には「Android 8.0またはそれ以降のスマートフォンが必要」といった注意書きが表示されていました。つまり、Androdのバージョンが引き上げられると同時に、iPhoneのサポートが明言されていないということです。
Pixel Watchには「全面的に刷新された Wear OS by Google」が搭載され、「丸みを帯びた特徴的なデザインに合わせて、スムーズな使用感を提供する」と説明されていることから、従来のWear OS 2から対応機種が変わっても不思議ではありません。
よく似た例はGoogleとSamsungが共同開発したWear OS Powered by Samsungを搭載するGalaxy Watch 4です。
要求するAndroidのバージョンはWear OS 2と変わらないものの、1.5GB以上のRAMを要求していて、こちらもiPhoneには対応していません。
Pixel WatchやGalaxy Watch 4だけでなく、今年後半に登場するWear OS 3搭載のスマートウォッチもiPhone非対応になるのでしょうか。
Googleに買収されたFitbitの創業者が引き続きiOSをサポートしていくとインタビューで答えたことから、9to5GoogleはiOSの対応有無がFitbitとWear OSに差別化をもたらすと指摘しています。
GoogleがiPhone非対応を明言したわけではないものの、Galaxy Watch 4やPixel Watchのような円形ディスプレイのスマートウォッチを使いたい人にとっては、残念なお知らせになるかもしれません。
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