近く正式発表が予想されるGoogle I/O 2022まで2週間を切ったGoogleのスマートウォッチ「Pixel Watch」
アメリカ・シカゴのレストランで実機が拾われたことで、多くの写真が流出し見た目に関してはほぼすべてのことが明らかになっています。わかっていないことは発売日や価格、そして中身のスペックです。
新たな情報によれば、Pixel Watchはモバイルデータ通信に対応し、Galaxy Watch 4やApple Watch Series 7よりも大容量のバッテリーを搭載するようです。
バッテリーはGalaxy Watch 4やApple Watchよりも大容量に
9to5Googleが事情に詳しい筋から得た情報によると、Pixel Watchは300mAhのバッテリーを搭載しているとのこと。
Apple Watch Series 7のバッテリー容量は45mmモデルが309mAh、41mmモデルが284mAh。同じWear OS 3を搭載するGalaxy Watch 4は40mmモデルが247mAh、44mmモデルが361mAhです。
Pixel Watchを拾った人物によれば、直径の大きさは40mmで厚さは14mm、重さは36gとのこと。Galaxy Watch 4の厚さが9.8mm、重さが25.9gであることを考えると、Pixel Watchが大容量のバッテリーを搭載しても不思議ではありません。
実際の電池持ちについては、ディスプレイの解像度やチップセットに左右されるので予測でしかありませんが、同じOSを搭載し、画面サイズも同じGalaxy Watch 4を大きく下回ることはなさそうです。9to5Googleでは、Galaxy Watch 4の電池持ちについて使い方に左右されるが24時間程度とレポートしています。
いずれにしても1〜2日に1回以上の充電は必要になるでしょう。充電を忘れた時でも、寝る前や出かける前のわずかな時間で大容量の充電が可能な急速充電に対応することが求められます。
スペック | Pixel Watch | Galaxy Watch 4 | Apple Watch Series 7 |
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大きさ |
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画面サイズ | 1.2インチ 30mm | 1.2インチ (30.4mm) | 1.61インチ |
バッテリー容量 | 300mAh | 247mAh | 284mAh |
電池持ち | ? | 最大40時間 | 最大18時間 |
バッテリー容量に加えて、米国の携帯電話事業者の在庫システムでの管理が始まった時に予想していたとおり、モバイルデータ通信にも対応すると伝えています。
ペアリングしたスマートフォンを持ち歩かなくてもランニングなどワークアウト中に音楽をストリーミングで楽しんだり、重要な通知を逃さずチェックすることができるはずです。音声通話にも対応し、緊急時にSOSを送る機能にも期待したいです。
現時点でわかっていないことはPixel Watchで利用できる機能や文字盤などのソフトウェアと発売日、そして価格です。噂どおりであれば、日本時間5月12日午前2時から開催される開発者向けのビッグイベントGoogle I/O 2022で多くのことが明らかになるはずです。
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