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楽天モバイルの契約者数、MNO単独で500万人近くに。電波オークションは料金増を理由に再反対

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2022/02/25 20:30
楽天モバイルの契約者数、MNO単独で500万人近くに。電波オークションは料金増を理由に再反対

2月25日に開催された楽天モバイルのプレスカンファレンスに三木谷会長が登壇し、「完全仮想化ネットワークに対していろいろな人から疑問符をもらったが、MNO+MVNOの契約者数が550万人を突破した」と説明。MNO単独でも「500万人を超えようとしている」と明かしました。

サービス開始から2年での500万人突破は楽天カードの3倍のスピードで、将来的には楽天モバイルの契約者数も楽天カードがまもなく達成する3000万人に届くのではないかと予想。

また、「携帯価格競争を阻害する『愚策』」と猛反対した電波オークションについては、コストが最終的に携帯料金に転嫁されると指摘し再度反対しています。

電波オークションに反対する理由については、3社ほぼ同じだった料金プランを提供していた携帯業界に楽天が参入したことによって熾烈な競争が起きた、と新規参入の重要性を説明した上で、アメリカでは電波オークションを勝ち抜くために必要な費用が参入の障壁になり、最終的に料金に転嫁されると指摘しました。

さらに、「数千億円、一兆二兆かわからないが、そういう金が国庫に入るよりも安価でより高性能なサービスが提供される方がメリットは圧倒的に大きい」との考えを示しています。

電波オークションについては、ドコモが前向きな姿勢を示しており、これまでの審査方式が携帯電話の普及期は機能していたものの、将来的には複数の課題があることから、電波オークションをベースとした新たな割当方式を今後の基本的な割当方式として検討すべきとの考えを表明。

これに対して三木谷氏は「ドコモなど過剰に利益をあげている企業の寡占化が復活するだけ」「せっかく下がってきている携帯価格競争を阻害する『愚策』だ」痛烈に批判していました。

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