Samsungが公式ブログで今年の振り返りと来年への展望を語り、そのなかで来年1月に「Galaxy S21」とされる新型モデルの発表や搭載される新機能についてヒントを投稿した。
ヒントから推測すると、Galaxy Noteシリーズの最も愛される機能「Sペン」がフラグシップモデルのGalaxy Sシリーズに追加され、Galaxy Zシリーズで展開される折りたたみスマートフォンの低価格版が登場するようだ。
低価格版のGalaxy Zシリーズ登場か
Samsungは最新のモバイルテクノロジーで時代を先取りするという伝統に沿って折りたたみスマートフォンのポートフォリオを拡大し、誰もが画期的なカテゴリーによりアクセスしやすくなると宣言。
表現が遠回しだがGalaxy Foldシリーズ「Galaxy Z Fold2 5G」や「Galaxy Z Flip」といった折りたたみボディを採用した折りたたみスマートフォンの低価格版の登場が期待できる。
今のところ折りたたみスマートフォンは非常に高額でauからは端末価格259,980円で販売されている。現時点でGalaxy Zシリーズの購入を検討する人は限られているが、価格を抑えたモデルが登場すれば多くの人が手に取るはず。2021年は折りたたみスマートフォンがいよいよ普及に向かう年になるかもしれない。
NoteシリーズをSシリーズに統合?
Samsungは2021年に登場するスーパーインテリジェントでプログレードのカメラおよびビデオ機能にも注目して欲しいと呼びかけている。
スーパーインテリジェントが何を意味するのかわからないが、トレンドを考えれば機械学習などを組み合わせるのは間違いない。AppleはiPhone 12シリーズでソフトウェアで写真の画質向上を図るコンピュテーショナルフォトグラフィを全面に打ち出したがSamsungのGalaxyスマートフォンも同じ方向性になるのではないだろうか。
さらに、スマートフォンとタブレットの中間を意味する“ファブレット”シリーズのGalaxy Noteで最も人気のあるいくつかの機能を他のデバイスに追加するという。
Galaxy Noteの人気機能と言えば、本体からサッと取り出してロックの解除すら不要でメモが取れるSペンだ。手書き文字をコピペが可能なテキストに変換したり、ボイスメモと手書き文字を連動して記録・再生したり、斜めに書いた文字をまっすぐに補正するなど便利な機能を備え、デジタルノートとしてかなり高い評価を得ている。
噂によればSamsungはGalaxy Noteシリーズを廃止してGalaxy Sシリーズと統合するそうだ。ただ、すべての機種がSペンに対応するわけではなく最上位モデルの「Galaxy S21 Ultra」のみSペンに対応するという。本体にSペンを収納するポケットはなく別売りの専用ケースにSペンが収納できるそうだ。
また、折りたたみスマートフォンGalaxy Zシリーズの最新モデルもSペンに対応すると報じられている。
これまでSamsungは大規模なモバイルイベントのMWCに合わせて2月にGalaxy Sシリーズを発表してきたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年のMWCは6月下旬に開催されるため、タイミングを合わせることなく数週間早い時期に発表することになりそうだ。
コメントを残す