Samsungが日本時間2月2日に発表する可能性が高いGalaxy S23シリーズ。すでに多くのことがわかっていますが、大規模なアップデートではなく小規模に留まるようです。
多くのユーザーは価格が据え置かれることを期待していますが、最新の情報によれば、Samsungは値上げを行うようです。
オーストラリアでは5%から8%の値上げか
Samsungはスマートフォンの価格変更を積極的に行うメーカーで、2019年発売のGalaxy S10シリーズは899ドル〜に設定していましたが、2020年発売のGalaxy S20シリーズは999ドル〜に変更し、2021年発売のGalaxy S21シリーズは799ドル〜まで大幅に値下げ、2022年発売のGalaxy S22シリーズは最低価格を維持しました。
9to5Googleはオーストラリアの価格情報を入手し、Galaxy S23は128GBが1,350AUD、256GBが1,450AUDに。Galaxy S23+は1,650AUD、Galaxy S23 Ultraは1,950AUDになると報じています。Galaxy S22シリーズの最低価格は、それぞれ1,249AUD、1,549AUD、1,849AUDに設定されていたことから値上げになります。
上昇率をもとに日本での販売価格を無理矢理予想すると、Galaxy S23は約135,000円、Galaxy S23+はS22+が日本未発売だったため予測不能、Galaxy S23 Ultraは約190,000円になります。
機種名 | 米国価格 | 日本価格 |
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Galaxy S10 | 899ドル |
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Galaxy S20 | 999ドル |
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Galaxy S21 | 799.99ドル |
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Galaxy S22 | 799.99ドル |
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Galaxy S10+ | 999ドル |
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Galaxy S20+ | 1,199ドル |
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Galaxy S21+ | 999.99ドル |
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Galaxy S22+ | 999.99ドル | 未発売 |
Galaxy S20 Ultra | 1,399ドル |
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Galaxy S21 Ultra | 1079.99ドル |
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Galaxy S22 Ultra | 1199.99ドル |
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これまでの噂によれば、Galaxy S23シリーズはコンターカットデザインを廃止した新しいデザインのボディに、最新のチップセットSnapdragon 8 Gen2を搭載し、衛星通信にも対応。最上位モデルのGalaxy S23 Ultraは2億画素のイメージセンサーを備え、撮影状況によって出力するピクセルサイズと解像度を変える可変式のピクセルビニングに対応すると報じられています。
Galaxy Sシリーズはオリジナルモデルから高性能を最大のウリにしていいましたが、現在はGoogle Pixelを上回るほどのOS/セキュリティアップデート保証も大きな魅力になっています。
しかしながら高額なAndroidスマートフォンは年間販売ランキングで1機種もトップ10に入らない状態が続いており、Galaxy S23シリーズがさらに値上げとなれば、ミドルレンジに乗り換えを検討するなど購入を断念するユーザーは増えるでしょう。
乗り換えを検討するユーザーには、Android 13へのアップデート対象外となったGalaxy S10シリーズの愛用者も多く含まれるはず。同機種はmicroSDカードをサポートしていましたが、SamsungはS21シリーズからSDカードのサポートを打ち切っています。
SDカードのサポートを打ち切っても本体ストレージの容量が多ければ良いものの、Galaxy S22|S22+のストレージは最大256GB、Galaxy S22 Ultraでも最大512GB(日本は256GBのみ)で、iPhoneに比べると選択肢も最大容量も少ないです。
また、Samsungは昨年からAmazonやビックカメラ、ヨドバシカメラでキャリフリーの販売を始めましたが、ミッドレンジモデルに限定されているため、今年はGalaxy S23シリーズのキャリアフリー販売と大容量化にも期待したいところ。
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