ソフトバンクがARM Holdings plsを買収することを正式に発表しました。買収額は3.3兆円。
ソフトバンク、IoTの需要拡大に向けてARM社を買収。
ARMは、XperiaやGalaxyを含む多くのスマートフォンやタブレットで採用されているSnapdragonシリーズで知られるQualcomm社にCPUコアを提供しており、アップルがiPhoneとiPadに搭載するAシリーズのプロセッサにもARMのアーキテクチャが採用されています。
ソフトバンクがARMを買収することにより、ほぼ全てのスマートフォンやタブレットにソフトバンクの子会社が関与するプロセッサが搭載されることになります。ドコモがauから発売されるデバイスはもちろん、アップルのiPhoneやiPadにもソフトバンクが関わるということです。
ソフトバンクの孫正義会長はARMの買収について、IoTがもたらす非常に重要なチャンスをつかむことが目的で、ソフトバンクの今後の戦略において重要な役割を果たすとしています。
ARMのStuart Chambers会長はソフトバンクが5年間で英国におけるARM社員を倍にするなどのリソースをフルに活用して、あらゆる場面においてARMテクノロジーの使用をさらに加速させることができるとコメントしています。
なお、ソフトバンクはARMが本社を置くイギリスにて本日18時15分から会見を行う予定です。
- 当社によるARM買収の提案に関するお知らせ(PDF)
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