ソフトバンクは、2016年4月より開始される電力小売の全面自由化に伴い、家庭向けの電力販売を行うと発表しました。特設サイト「ソフトバンクのでんきはじまります」では、サービスの概要が紹介されています。
「おトク!」「あんしん!」「あんぜん!」をアピールするソフトバンクのでんき
ソフトバンクは、電力小売りの全面自由化に合わせて電力とケータイ、光回線など通信サービスを組み合わせた商品を全国規模で提供すると案内。
特設サイトでは「おトク!」「あんしん!」「あんぜん!」をアピールしており、電気と通信を組み合わせたおトクなでんきの提供、2014年から開始している法人向け電気販売の実績によるあんしん、使い方や品質など今までと変わらずあんぜんに使えるとしています。
ソフトバンクのでんきは全国に2,700店舗あるソフトバンクショップやソフトバンクのウェブサイトで取り扱い、サービス開始に先立ち2016年1月から予約を受け付けると案内されています。
料金やサービス内容などの詳細は後日発表されるとのこと。
ドコモは生命保険、auも電気を2016年に販売
これまで電力販売は各地域で1社のみに制限されていましたが、2016年4月から開始される全面自由化によってこの制限が撤廃されます。
全面自由化によって電力会社は全国に向けて電気を販売することが可能になりますが、全国販売や料金回収のノウハウを持ちあわせていません。
そのため、電力会社は全国販売や料金回収のノウハウを持つ携帯電話会社と組み、さらなる新規顧客を獲得する狙いがあり、携帯電話会社は既存ユーザーの囲い込む狙いがあります。
なお、同業他社ではKDDIが2016年4月より「auでんき」をスタートさせることを案内しており、NTTドコモは日本生命と提携して2016年夏より生命保険の販売を行うことを発表しています。
今後数年は電気・ガスの小売自由化や他業者との提携によるセット割や携帯電話の料金とその他料金のまとめて支払いなど、携帯と他サービスを絡めた商品やサービスが充実化していくものと思われます。
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