ソフトバンクとワイモバイルが2021年春をめどに携帯電話会社をのりかえる際にかかるMNP転出手数料(3,000円)を無料化すると発表した。
のりかえ時にかかる手数料は総務省の有識者会議でウェブ受付は無料化、店頭やコールセンターなどでは上限1,000円と定める方向性が示されていたが、ソフトバンクとワイモバイルではすべての受付窓口で手数料を完全に撤廃する。
ネットでMNP24時間対応
現在、携帯電話会社をのりかえる場合は契約中のキャリアに予約申し込みを行い、予約番号を取得する必要があるが、大手4社とも9時から20時または21時台までの受付に限定(ドコモはネットで24時間対応)されている。
また、予約申し込みを行ったあとはのりかえ先で予約番号を伝えるなど手続きが必要だが、この受付時間も各社おおむね9時から20時までに限定されている。
ソフトバンクとワイモバイルはMNP転出手数料の完全無料化に加えて、のりかえ時のネット受付を24時間対応に拡大する。
のりかえのネット受付が24時間対応となってもSIMカードやスマートフォンは後日郵送となるため、即日完了には総務省が推進するeSIMの普及が必要となる。
なお、ワイモバイルから12月に提供される新料金プラン「シンプル20」も発表されている。プランの詳細は以下から
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