9月6日、ソフトバンクが2年縛りおよび違約金のない新料金プランを発表した。
新料金プランは9月13日から受付開始。これに伴い従来の料金プランは9月12日に新規受付を終了する。
なお、2年縛りがなくなっても料金はこれまでと変わらないが、10月1日以降は端末価格の割引が上限2万円に規制されるため、トータルでは値上げになる可能性がある。
基本プラン
新料金プランでは、これまでスマートフォンやタブレット、ケータイ、モバイルWi-Fiルーターなど利用するデバイスで異なっていた基本プランが音声とデータの2種類にまとめられて月額980円に統一される。
通話料は家族間通話料が無料、それ以外は20円/30秒。
なお、みまもりケータイやキッズフォンなどの基本プランは5分以内の国内通話が無料。月額490円で利用できる。
データ定額サービス
データ定額サービスは5種類。このうちスマートフォンとタブレットは3種類、ケータイは4種類のサービスに加入できる。
テザリングを利用する場合は月額500円の「テザリングオプション」への加入が必要だ。
新料金プランへの変更に違約金なし
新料金プランは9月13日から受付開始。これに伴い旧料金プランの新規受付は9月12日で終了する。
新規受付が終了する旧料金プランから新料金プランに変更する場合、更新月以外でも違約金はかからない。
縛り廃止でも料金変わらず。10月1日以降は値上げか
これまで基本プランは2年契約なしの場合4,200円、2年契約の場合1,200円だったが、新料金プランでは980円に値下げされる。
一方、データ定額サービスの料金が520円値上げされ、300円のウェブ使用料が廃止またはデータ定額サービス等に含められることで220円の値上げとなり、基本プランの値下げが相殺されるため料金自体は変わらない。
月額料金を3000円値下げしていた2年契約と違約金がなくなっても料金が変わらためお得感があるが、これまで「半額サポート」によって最大半額が割引されていた端末価格は10月1日以降、上限2万円に規制されるため、トータルでは値上げになる可能性がある。
「半額サポート」に代わる割引サービスの発表が待たれる。
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