ソフトバンクモバイルは、ネットショッピングをより便利に、快適になるサービス「スマートログイン」と「スマート決済」を発表しました。
ソフトバンク、ネットショッピングの会員登録と決済情報の登録を不要に
ソフトバンクによると、半分以上のスマートフォンユーザーがモバイルeコマース――いわゆるネットショッピングを利用していないとのこと。
モバイルeコマースが利用されない理由としては、「会員登録がめんどう」「ログインがめんどう」「(クレジット)カード登録が面倒」といった要因が考えられると説明。
こういった問題を解消するために日本最大級のeコマースである「Yahoo!ショッピング」とソフトバンクモバイルのスマートフォンを一体化させる「モバイルeコマース革命」に取り組むと発表しました。
「モバイルeコマース革命」のサービス内容は2つ。
1つ目は、「スマートログイン」で、めんどうなネットショッピングへの会員登録を不要にするもの。ソフトバンクとヤフー間でIDを連携することで、スマホから「Yahoo!ショッピング」へのログインが自動でカンタンにできるようになるとのこと。
ヤフーIDを既に持っている場合はそのまま利用できますが、ヤフーIDを持っていない場合は、ソフトバンクが管理している情報(ヤフーIDの場合は郵便番号、生年月日、性別など)を利用して自動でヤフーIDの作成を行うとのこと。(後にパスワードなどのログイン情報を変更することも可能)
2つ目は、「スマート決済」で、ネットショッピングと携帯電話・スマートフォンの料金をまとめて支払いが可能になるというもの。クレジットカードなど決済情報を登録する必要がないため、より安全にカンタンにネットショッピングを利用することが可能になります。
この2つのサービスによって、サービスへの会員登録や決済情報の登録が不要になるため、初回購入にかかる時間は10分からたったの10秒まで短縮されます。
提供開始時期は、2015年10月以降で、対応機種はソフトバンク全てのスマートフォン(3G機種を除く)になると案内されました。
確かに映画のチケットを購入するなど、ネットショッピングを利用する場合は、初回の登録作業がめんどうすぎて、結局利用しないといったことがありましたが、今回の新サービスによって解消されるのは嬉しいところ。
また、一般的にネットショッピングを利用する場合は、各サイトに氏名や住所、電話番号、クレジットカードなど重要な個人情報を事前登録する必要がありましたが、近年ではそういった個人情報が流出するケースも確認されます。
個人情報を預ける先がソフトバンクに絞られるのであれば、そういった事故も減らすことができ、セキュリティ上の面でも嬉しいところです。
ちなみに、利用できるネットショッピングは、サービス開始当初はヤフーショッピングのみで利用することができますが、その後、順次拡大されていくとのことです。
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