年末発売を予定しているマイクロソフトの2画面スマホ「Surface Duo」だが、予定よりも早く発売される可能性があるようだ。
なお、カナダ・バンクーバーの電車内で撮影された「Surface Duo」の実機動画も流出している。
「Surface Duo」の実機動画が流出
2分ほどの動画には「Surface Duo」でゲームをプレイしたり、メールをチェックしたり、2つの画面を1枚の巨大スクリーンとして使用したり、2つのアプリを同時に起動する様子が収められている。
「Surface Duo」のOSはAndroidと発表されているが、XDA-Devlopersは今回の動画をもとにWindows 10X*ライクにカスタマイズされていると指摘。
Windows 10X: デバイスの使い方によって変わる“姿勢”に応じて最適なインターフェースを提供する新しいOS。デュアルスクリーンデバイス「Surface Neo」への搭載が決まっている。
確かに画面の上から下に向かってスワイプすると、Androidでは見慣れないアプリ?を配置した透明なレイヤーが表示されている(動画の55秒、1分18秒あたり)
操作はジェスチャーになるようで、画面の端から中央に向かってスワイプすると1つ前の画面に戻ったり、下から上にスワイプアップするとアプリスイッチャーが表示される。これはAndroid 10で追加されたジェスチャーと同じだ。
搭載されるチップセットはハイエンド向けのSnapdragon 855になるとの噂もあるが、開発中ということもあってタッチ操作の反応は初期のAndroidを思い出させるほど悪い。
ハードウェアの完成度は高いものの、ソフトウェアはまだまだ開発の途中で完成には遠いように思えるが、マイクロソフト関連のリーク実績が多数あるWindows Centralは「Surface Duo」の発売が予定よりも早くなることを聞いたという。
発売日から10ヶ月も前にフィールドテスト中の端末が目撃されることは非常に稀だ。例えば、毎年のようにテスト中の写真が流出しているPixelスマートフォンでも半年前ですら目撃されたことはないはず。衝撃を与えた2画面スマホは予定よりも早く購入できるかもしれない。
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