「Surface Duo」は9月10日発売。日本発売は未定、価格は1,399ドルから
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Microsoftが2画面スマートフォン「Surface Duo」(サーフェスデュオ)の発売日や価格、詳細なスペックを発表した。
昨年の発表時には2020年末発売と案内されていたが前倒しで9月10日に発売される。アメリカでは今日からMicrosoft StoreやAT&T、Best Buyで予約販売が開始。価格は1,399ドル(日本円換算で約148,000円)に設定されている。
技適通過済み。日本でも発売か
「Surface Duo」は、360°展開する“革新的な”ボディに2枚の5.6インチ/有機ELディスプレイを搭載した2画面スマートフォン。180°展開することで8.1インチのPixelSense Fusionディスプレイとして利用できる。
例えば、山折りにして動画視聴に最適なスタイルや谷折りにして1つの画面にWord、もう1つの画面にQWERTYキーボードを表示してコンパクトPCのように使ったり、ゲームの画面とコントローラーを表示してニンテンドーDSのようなスタイルでのプレイが可能。




ソフトウェアにおいては一方の画面でタップしたリンクや別のアプリをもう一方の画面(何も開いてない場合)に表示する優れた予測アルゴリズムも搭載される。
もちろんGoogle Playに公開されているAndroidアプリをそのまま利用することも可能。開発者の手によって2画面いっぱいに表示するよう最適化もできる。Microsoft製のアプリはすでに最適化されていてKindleアプリでは左右にページが表示されてリアルな本を読むような感覚が楽しめるとのこと。2ページにわたって描かれるマンガや技術本も快適に読めそうだ。
カメラはセルフィ兼用の11メガピクセルを搭載。最大7倍の超解像ズームや4Kおよび1080pで30fps/60fpsの動画撮影が可能。チップセットは「Snapdragon 855」、メモリは6GB、ストレージは最大256GBで5Gには対応しない。
バッテリーは2画面スマートフォンとしては少なめの3,577mAhとなるが、Microsoftは“1日使える”と案内しているようだ。具体的には最大15.5時間のビデオ再生、最大10日間の待受時間、最大27時間の通話時間が可能とのこと。
パッケージには最大18Wの高速充電が可能な充電アダプタとケーブルに加えてバンパーカバーが同梱。別売りだがペンデバイス「Surface Pen」にも対応している。

販売価格は128GBが1,399ドル、256GBが1,499ドル。日本円に換算すると約148,000円〜となる。SDカードはサポートしていない。比較対象となるSamsungの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold2」の販売価格は明らかにされていないが、昨年販売された初代折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」に比べると安い。
気になる日本発売だがWindows Centralによると、最初はアメリカのみで販売し市場拡大については後日詳細を発表するとコメントしたそうだ。なお、「Surface Duo」はすでに技適を通過している。
「Surface Duo」のスペック

/> | |
os="Android | |
/> | |
size="オープン時: | |
145.2 | |
x | |
186.9 | |
x | |
/>クローズ時: | |
145.2 | |
x | |
93.3 | |
x | |
/> | |
/> | |
/>シングル: | |
5.6インチx2, | |
1,800 | |
x | |
/>180°展開時: | |
8.1インチ、2,700 | |
x | |
/> | |
/> | |
cpu="Snapdragon | |
/> | |
/> | |
rom="128GB | |
/ | |
/> | |
/> | |
/> | |
/> | |
/> | |
/> | |
network="LTE: | |
B1,2,3,4,5,7,8,12,13,14,19 | |
/>W-CDMA: | |
/> | |
/> |
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