Microsoftが折りたたみのボディにデュアルスクリーンを搭載した「Surface Duo 2」を2022年1月11日から販売を開始すると発表しました。
販売価格はストレージごとに異なっていて、最も安いストレージ128GBのモデルが184,580円。ストレージ256GBのモデルが196,680円。ストレージ512GBのモデルが220,880円です。
Microsoft Storeや全国の家電量販店グループで販売されます。現時点で国内キャリアの取り扱いは発表されていません。
ついに「Surface Duo 2」が日本上陸
Surface Duo 2は、本のように折りたたんで持ち運びできるボディに、2枚のディスプレイを搭載したAndroidスマートフォンです。OSはAndroid 11で、Windowsは動作しません。
最大の特徴は、外開きが可能なボディの内側に5.8インチ、リフレッシュレート90Hzの有機ELディスプレイを2枚搭載していること。本体を開くことで実質的に8.3インチ/2688×1892ピクセルのタブレットサイズで利用できます。
それぞれの画面に別々のアプリを同時に起動できるため、Chromeブラウザで観光スポットを調べながら、Googleマップで位置やクチコミ・レビューを確認したり、Zoom等でビデオ会議しながら調べ物をしたり、メモが取れます。もちろん1つのアプリを2画面にわたって表示することも可能。
折りたたみのボディを活かして、机の上にノートパソコンのように置いて操作したり、半分に折りたたんで片方のディスプレイだけ操作することもできます。
Galaxy Z Fold3 5Gのように1枚繋ぎのディスプレイではないため、画面の折り目(シワ)が気にならず、画面が左右に分割されているため、操作しやすさのメリットがある一方で、真ん中の表示が欠損するというデメリットも。また、ボディの外側にディスプレイがないため、操作するには必ずボディを開く必要があります。
ボディの背面には前モデルから画質が大幅に向上したトリプルカメラを搭載。12メガピクセルの標準レンズと光学ズーム約2倍の望遠レンズ、0.5倍ズームアウトの超広角レンズで構成されています。なお、本体を半分に折りたたんで操作することもできますが、カメラがボディから大きく突出していて、先行発売された海外では折りたたみの際の干渉問題が指摘されています。
チップセットはSnapdragon 888 5G、全モデル8GBのメモリーを搭載。5G(Sub6)にも対応。国内キャリアのn77、n78、n79といったバンドに接続して5Gサービスを利用できます。カラーはグレイシアとオブシディアンの2色。ストレージ512GBのモデルはオブシディアンのみ選択できます。
販売価格は18万円以上。同じ折りたたみスマートフォンの「Galaxy Z Fold 3 5G」よりも約5万円ほど安く設定されているものの、国内キャリアでの取り扱いがなく、最大半額の支払いが不要になる端末購入サポートを利用できないため、実質負担額は4万円ほど高額になります。ソフトウェアに関して不具合だらけと酷評されているため、家電量販店のポイント等を利用しない場合は60日間返品無料のMicrosoft Storeからの購入が無難です。
Surface Duo 2のスペック
OS | Android 11 |
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サイズ(オープン時) | 184.5 x 145.2 x 5.5mm |
サイズ(折りたたみ時) | 92.1 x 145.2 x 11.0mm |
重さ | 284g |
ディスプレイ | 1画面:5.8 インチ、AMOLED、1344x1892、13:9 2画面:8.3 インチ AMOLED、2688x1892 400ppi リフレッシュレート90Hz 最大明るさ 800nit Gorilla Glass Victus |
カメラ | トリプルカメラ 標準(27mm):12MP、f/1.7、1.4µm、デュアルピクセルPDAF、光学手ぶれ補正 望遠(51mm):12MP、f/2.4、1.0µm、PDAF、光学手ぶれ補正 超広角(13mm):16MP、f/2.2、1.0µm、視野角110°、ゆがみ補正 |
フロントカメラ | 12MP、f/2.0 |
プロセッサ | Snapdragon 888 5G |
メモリ | 8GM |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB |
バッテリー | 4,340mAh |
セキュリティ | 指紋認証 |
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