2020年末に発売予定と発表されていたMicrosoftの2画面スマホ「Surface Duo」の発売が数ヶ月早まる可能性がある。
Windows CentralがMicrosoftの計画に詳しい人物から得た話としてMicrosoftが「Surface Duo」の発売を早めたい考えがあると報じた。
5G非対応が発売を早める理由?
「Surface Duo」の開発はすでにソフトウェアとハードウェアの両方がほぼ完成している状態だという。
現在はOSのカスタマイズ部分やプリセットアプリなどに磨きをかけており、4月上旬までの完成を目指しているとのこと。計画通りに進めば夏に少量の出荷を開始できるそうだ。
「Surface Duo」の一部スペックも明らかにされている。
プロセッサは「Snapdragon 855」を採用。ベースモデルは6GBのメモリと64GBのストレージを搭載する。より多くのメモリとストレージを搭載するバージョンもあるがプロセッサはすべて同じになるようだ。
Windows Centralは、Snapdragon 855を搭載することから5Gに非対応と伝えているが、Galaxy S10 5Gのように同プロセッサを搭載しながら5Gに対応したスマートフォンも存在する。
5Gに対応する可能性がないとは言えないが、実情としてSnapdragon 865を搭載したスマートフォンから5Gに対応することが多い。
「Surface Duo」の発売日を前倒しする理由の1つが5G非対応だそうだ。「Xperia 1 II」や「AQUOS R5G」など今年から5Gに対応したスマートフォンが増えており、AppleのiPhone 12など年末に向けて5Gスマートフォンが増えていくことが予想される。
そんななかで5G非対応のスマートフォンが発売しても見向きされないことは容易に想像できる。特に「Surface Duo」はマニア向けのデバイスで5G非対応は購買理由に大きく関わるはずだ。
Microsoftは5月に開発者向けのイベントを開催する。「Surface Duo」に関してもなんらかの追加情報があるかもしれない。
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