ソニーモバイル初のフラグシップ5Gスマートフォン「Xperia 1 II」が、グローバルモデル向けに配信された7月のセキュリティアップデートでRAW撮影に対応することがわかった。
RAW撮影した写真はそのまま使用することはできず現像が必要になるが、編集ソフトを使って露出やホワイトバランスなどを細かく調整することが可能。通常のJPEG形式の写真を編集するよりも仕上がりがキレイになる。
すべてのレンズでRAW撮影が可能に
米Redditに投稿された情報によると、7月のセキュリティアップデート(ビルド番号: 58.0.A.3.88)を適用することで、ソニーのデジタル一眼カメラαシリーズなど本格カメラ並みの機能が使える新しいカメラアプリ「Photography Pro」にRAW撮影モードが追加されたという。
「Xperia 1 II」には、広角・超広角・望遠レンズで構成されるトリプルカメラが搭載されているが、RAW撮影はすべてのレンズで利用できるそうだ。
なお、RAW撮影をオンにしている場合はアスペクト比が4:3に固定されるほか、連写撮影とオートHDRが利用できなくなる。microSDカードへの直接保存もできない。RAW撮影で保存されるDNGファイル形式の写真が大容量であるため、転送等の処理が追いつかないことが理由の1つと推測されている。
RAW撮影を含むセキュリティアップデートが日本版の「Xperia 1 II」にいつ配信されるのか気になるところ。7月30日にはau版の「Xperia 1 II」に最新のアップデート(ビルド番号: 58.0.C.7.41)が配信されてRAW撮影が可能になった。ドコモからの案内はない。
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