- Xperia 1 VIのカメラは広角と望遠レンズを搭載、可変式望遠が3.5-7倍に拡大。
- バッテリーは5000mAhを維持、縦長ディスプレイから汎用サイズに変更しコストダウンを図る。
- 発熱管理の改善が期待され、熱拡散シートに加えベイパーチャンバーの追加が含まれる可能性。
今月中の発表が噂されるソニーの次期スマートフォン「Xperia 1 VI」の公式画像に続いてプロモーション画像が流出しました。
画像はカメラのスペック向上や発熱問題の改善を期待させるものになっています。
可変式望遠レンズは光学3.5-7倍ズームに対応
カメラは焦点距離24mmと48mmに対応する広角レンズ、16mmの超広角レンズ、そして85-170mmをカバーする可変式望遠レンズで構成され、3つのレンズで0.7倍/等倍/クロップズーム2倍/高額3.5-7倍をカバーします。
Xperia 1 Vの可変式望遠レンズは3.5-5.2倍と範囲が狭いことからそれほど効果的ではありませんでしたが、7倍まで範囲が拡大すれば結構実用的になるのではないでしょうか。
期待したいのはイメージセンサーのグレードアップです。
特に望遠カメラについては暗所に弱く、Xperia 1 Vのレビューでも指摘したとおりノイズが大量に発生したことからExmor T for mobileの搭載拡大を期待したいところですが、コスト面で実現が難しいかもしれません。
バッテリー容量は引き続き5000mAhを搭載します。
Xperia 1 VIは、コストの高い特注品の縦長仕様をやめて汎用的なサイズのディスプレイに置き換えてコストダウンを図るようです。
幅広のディスプレイを採用することで画面の面積は5%ほどアップし、日差しの強い屋外では、画面の明るさが最大1.5倍になることも合わせて消費電力が上がることが予想されます。
バッテリー容量はそのままなので、もしかすると電池持ちに影響があるかもしれません。
充電においては引き続きワイヤレス充電とリバース充電にも対応します。
カメラとディスプレイ、チップに次ぐアップデートは発熱管理になるかもしれません。すでに搭載されている熱拡散シートに加えて、チップから発生した熱を広く拡散して長時間性能を維持するベイパーチャンバーを追加するような画像も含まれています。
Xperia 1 Vはチップの最新化と熱拡散シートの体積アップによって、1 IVで起きていた致命的な発熱問題を改善したものの、それでも一部のユーザーはまだ納得がいってないと声をあげていました。
新たに追加されるベイパーチャンバーによって改善するでしょうか。
ソニーは抽選に当たった100人の参加者(すでに応募期間終了)を集めて5月17日にイベントを開催します。イベント当日または数日前にXperia 1 VIが正式発表されるものと思われます。
X1mVI pic.twitter.com/sZRPlWT8ZL
— Evan Blass (@evleaks) May 4, 2024
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