iPhoneの不満なところとしても、次期iPhoneでの追加が望まれているものとしても挙げられることが多いのが「モバイル決済」機能です。
iPhoneとAndroid、どちらを購入するか検討した人はこれに悩まされたはずです。
そんな悩みももうそろそろ解消されるのかもしれません。なんでも今年秋のサービス提供を目指してAppleが動き出しているようです。
The Informationによると、Appleと決済企業との交渉がここ数ヶ月の間、加熱しているとのこと。交渉には幹部数人が参加しており、今年秋の提供を目指してモバイル決済機能について話し合いを続けてきたそうです。
Conversations between Apple and payments-industry companies have heated up in recent months, with several people briefed on the talks saying that Apple executives have discussed launching a mobile “wallet” as soon as this fall for people to use their iPhones to pay for goods in physical stores.
引用元:Apple’s Mobile Wallet Talks Heat Up – The Information
気になるのはiPhoneがモバイル決済に対応したとしても、FeliCaが普及する日本で使えるのかどうかですが、決済情報のやりとりにはBluetoothやWi-Fiを用いるということがThe Infomationで語られています。
また、これまでにウォール・ストリート・ジャーナルなどで伝えられてきたように、おそらくApple独自規格のものとなるため、iPhoneを使って改札を通ったり、コンビニで商品を購入したりということは難しいかもしれません。
ちなみに、これまでiPhoneがモバイル決済に対応する場合は、NFCが用いられるといった噂があり、そういったこともあってiPhone 6にNFCが搭載されると伝えられてきましたが、今回の情報はiPhone 6へのNFC搭載を否定するものになるかもしれません。
NFCが不要となれば、NFCを搭載しないiPhone 5s/5c以前の機種でもモバイル決済が利用できる可能性がでてきますが、機密情報のやりとりに指紋認証システムのTouch IDが使われるとのことで、iPhone 5以前の機種で使うことはできないと思われます。
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