本日より開始となったApple Watchの試着ですが、朝一番にApple Store表参道に行って早速試着してきたのでレポートしたいと思います。
Apple Watchの「試着」にも関わらず、行列あり
Apple Store表参道についたのは開店10分前。今日は試着だから行列まではないだろうと思っていましたが、やっぱりありました行列が。
ただ、いつもと違って行列はかなり少ない。試着というだけでなく、今回は予約手続きを済ませて、予約開始時間を確定させたら列を抜ければ良いという対応があったため。いつもこれなら良いのに。
Apple Storeのスタッフが「Apple Watchの試着ですか?」と聞いてきて、試着したいモデルを伝えて、名前と電話番号、メールアドレスを専用端末に入力したら試着予約は完了。自分の予約開始時間は9時30分からでした。新しいMacBookも触りたかったのでそのまま並ぶことに
Apple Watch SportとApple Watchを試着!
開店時間になると、例のごとくアップルストアのスタッフによる拍手の嵐。試着なのにやるんだ・・・と思いましたが、新しいMacBookの発売日でもあったのです。
なんだかんだあって入店してしばらく待つと、Apple Watchの試着時間になったのでそのまま試着することに。
これがApple Watch(Apple Watch Sportのスペースグレイ)。第一印象はとにかく軽い。
バンドは普通の時計と同じようなものでした。
裏面にはウォーキングやランニングなど、運動時の活動量を測定するための心拍センサーとフォトダイオード
早速付けてみる。というか、スタッフさんが付けてくれるので女性に当たった場合はラッキーかもしれません。
サイズは大きい方の42mm。試着前はちょっと大きいかな?と思っていましたが、男性ならば42mmがジャストフィットだと思います。
サイズも調整してくれます。
Apple Watch Sportは付属のバンドは運動時のことを考慮してズレにくくなっているそうな。確かに腕時計のようなズレはありませんでした。
また、Apple Watch Sportのボディはシルバーとブラックがあって、シルバーの方はかなり安っぽさがありますが、ブラックはアルミ素材の安っぽさを打ち消していい感じになっていました。
「別のも試してみます?」と言われたので、今度はスチールボディの「Apple Watch」を試すことに。
試着台の下には無数のApple Watchが
今度はApple Watchのミラネーゼループを試すことに。
普通のバンドと違ってミラネーゼループは無限のサイズ調整が可能
ベルト止めは磁石になっています。
サイズは小さい38mm。やはり男性にはかなり小さいですね。
ボディはアルミのApple Watch Sportにはない、スチールの光沢と高級感があります。
今度は「Apple Watch Editionも試着できるんですか?」と聞いたところ、今日は試着できませんとのことでした。
ということで次はレザーループ。
レザーループもベルト止めはなく、磁石で調整が可能です。
ブライトブルーのバンドはスチールのボディにピッタリですね。
最後にモダンバックル
ブラウンのモダンバックルは女性が好みそうなカラーリングになっています。
モダンバックルはマグネット式のバックルで止めるため、最初のサイズ調整が大変ですが、一度決まってしまえばカンタンに取り付けられるとのこと。
ミッドナイトブルーのモダンバックルはこんな感じ。
ちなみに、バンドはボディ裏にある小さなボタンを押すことで取り外し、交換が可能です。
こんな感じでボディとバンドをばらすことができます。
Apple Watchのバンドは別売りされることが発表されていますが、スタッフに確認したところApple Watchの発売日に同時発売されるかどうかはわからないとのことでした。
Apple Watchの試着で体験できるのはボディとバンドの質感のみ
試着用のApple Watchのディスプレイは全てオフになっていて、Apple Watchを手首に付けたまま機能や操作感を体験することはできません。あくまでもボディとバンドの質感、サイズを検討するための試着になってるそうです。
発売までにApple Watchを操作できないわけではなく、操作専用のスペースも用意されています。ここは試着予約など不要で触ることができます。
実際に身に付けることはできませんが、Apple Watchを操作すると、起動したアプリや機能の説明が左のディスプレイに表示されます。
実際にデジタルクラウン(リューズ)やサイドボタンを操作することもできます。
デジタルクラウンではアプリのアイコンを拡大したり、スクロールしたり、
写真の拡大も可能。
アプリケーションは最初にインストールされているものしか起動できませんが、地図やワークアウト、ミュージックなどを操作することができます。
試着を終えて:Apple Watchってぶっちゃけどうなのよ?
Apple Watchを実際に試着してみて、とにかく軽くて小さいなと。ここ1ヶ月ほどAndroid WearのLG G Watch Rを使用していますが、やはりサイズが大きく、質量も重くて付けていて、うっとしく感じることが多々あります。
その点、Apple Watchはサイズ感も重さも付けやすいスマートウォッチではあるかなと感じました。
デザインは、「腕時計もスマートウォッチも丸型が良い!」と思う人もいるかと思います。僕もそうだったので丸型のLG G Watch Rを買って見たんですが、実際にApple Watchを使ってみると「どっちでも良いかな」と。四角だからといってダサさはありませんし、機能的には丸型であろうと四角であろうと変わりはありませんしね。
ただ、4万2800円〜という価格ですよね。今回の試着ではあえてアプリを使わせないことで、デザインだけに焦点を絞らせていましたが、やはり機能を考えると高いなと。
積極的にワークアウト機能を使う人やiPhoneの通知をついつい見忘れて困っている人は「買い」かもしれませんが、そうでない人は今のところ様子見が良いと思います。
発売日前の現時点で、日本語に対応したアプリは20個程度しかないようですし、もうちょっとサードパーティ製のアプリが充実してくると、機能面でもおもしろくなってくる気がします。
あ、あと、本日発売の12インチRetinaのMacBookは、Apple Storeで展示されないとのことでした。いつまで展示されるのか、店頭での発売はいつになるのかはいずれも「わかりません」とのことでした。