Apple WatchはIPX7等級の非防水に――アップルは「水に浸すことは推奨しない」と案内
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ティム・クックCEOがシャワーを浴びながら使っていると発言したことから「防水対応」とされていたApple Watchですが、アップルは公式ページにて「防水性能はありません」と案内しています。
アップル、「Apple Watchは防沫性能と耐水性能を備えていますが、防水性能はありません」とアナウンス
Apple Watchの公式ページにある注意書きには以下の様な記載が追加されていました。
*Apple Watchは防沫性能と耐水性能を備えていますが、防水性能はありません。例えば、エクササイズ中、雨の中、手を洗う時にApple Watchを着用および使用できますが、Apple Watchを水に浸すことは推奨しません。Apple WatchにはIEC規格60529にもとづくIPX7等級の耐水性能があります。レザーバンドは耐水性ではありません。
「IEC規格60529に基づくIPX7等級の耐水性能がある」と案内されています。
IEC規格60529が定める防水性能は全8段階あり、Apple WatchはIPX7等級ということで、7段階目までサポートされているということになります。7段階目の防水性というのは、水に30分程度水没させても問題なく使用できることを示すもので一般的な防水スマートフォン、防水タブレットでも対応しているものです。
IPX7等級であれば、防水と案内しても良く、水中でApple Watchを使用しても問題ないと思われますが、Apple Watchは防水性能はない、水に浸すことは推奨しないとのことなので、水中での使用は自己責任であり故障してもサポートは行わないということだと思います。