“ふぁぼ”と呼ばれていたTwitterの「いいね」は、いつの間にかタイムラインに公開・拡散されるようになりました。気軽にいいねできないどころか、他人がいいねをしたツイートがタイムラインに表示されることで、うざいと感じる人も少なくないはず。
こういった不満を解消する機能としてTwitterはブックマーク機能の提供を開始しましたが、他人がいいねを付けたツイートがタイムラインに流れてくる仕様はそのままです。
この記事では、Twitterのタイムラインに、他人がいいねしたツイートを表示しない方法をわかりやすく解説します。
目次
いいねを付けたツイートはタイムラインに拡散される仕様
リツイートで誰かのツイートを拡散したくない場合、ツイートにいいねを付けてリアクションしたり、後で見返すためにいいねをつける人も多いと思いますが、いいねをつけたツイートは「○○さんがいいねしました」のラベル付きでタイムラインに拡散される仕様です。
つまり、拡散したい気持ちがなくても勝手にフォロワーのタイムラインに表示されるということ。例えば、フォローしているアカウントがアダルトな画像にいいねをした場合は、そのツイートがタイムラインに表示されることもあります。
いいねの付いたツイートは、最も目に付きやすいタイムラインの上部に表示されるため、嫌悪感を抱いてフォロー解除を検討する人もいるはず。ただ、それだけの理由でフォローを外すこともできないと、多くの人が頭を悩ませている状況です。
他人のいいねを表示しない、非表示にする方法
他人がいいねを付けたツイートをタイムラインに表示したくない場合、いくつかの方法で非表示にする方法が用意されています。
1つはある特定のワードをミュートに追加する方法です。他人のいいねを完全に非表示にすることができますが、裏ワザのようなもので動作が不安定。非表示にできないことも多々あります。
もう1つはいいねが付いたツイートの表示回数を減らすオプションを利用すること。公式に用意されたオプションを利用することで、他人がいいねを付けたツイートの表示回数を減らすことができます。
最後はツイートのタイムラインを並べ替える方法。もっともカンタンに他人がいいねを付けたツイートを完全に非表示にできる方法です。タイムラインの並び順が新着順に変わることで、気になる人が投稿したツイートや話題になっているツイートを見逃してしまう可能性がありますが、最も有効な方法だと思います。
ミュート機能で他人のいいねを非表示にする
他人がいいねをつけたツイートをタイムラインから完全に消したい場合は「suggest_activity_tweet」をミュートキーワードに追加しましょう。
なお、ミュートは過去のタイムラインには適用されません。ミュートを追加したあとにTwitterがおすすめする他人のいいねが非表示の対象になります。
この機能はTwitterが公式にアナウンスしているものではなく、手元のTwitterでは「suggest_activity_tweet」をミュートに追加しても他人のいいねが表示されることを確認していて、Twitterでもそういった事象が多数報告されています。
以前は機能していたというツイートも確認されるので、現在は無効化されているのかもしれません。
公式オプションで他人のいいねを減らす
ミュート機能を使っていいねを非表示にする方法は裏ワザみたいなもので動作しないことが多々あります。そういう時は公式で用意されているオプションを利用しましょう。
公式のオプションは、他人がいいねを付けたすべてのツイートを非表示にするのではなく、特定のアカウントがいいねを付けたツイートのみ表示回数を減らすことができます。
並び順を変えて他人のいいねを非表示にする
2018年11月にツイートの並び順を新着順に変更できる新しいオプションが追加されました。
並び順を新着順に変更すると、過去のリプライやリツイート、いいねなどで反応したツイートやアカウントを考慮してタイムラインの最上部に表示する「重要な新着ツイート」も非表示になるため、他人がいいねしたツイートもタイムラインから消えます。
Twitterの並び順を新着順に変更する方法は以下の記事で詳しく解説しています。
いいねをタイムラインに拡散しない「ブックマーク」機能
上記の方法でフォローしているアカウントの「いいね」を減らすことが可能ですが、完全に非表示することはできません。
自分が付けたいいねに関しては2018年3月1日に正式提供された新機能「ブックマーク」を利用することで、自分のフォロワーに拡散させることなくツイートをあとから読み返すことができます。保存したすべてのツイートは他人に表示されることはないため、安心してツイートを保存できます。
ブックマークの使い方や詳しい機能内容は以下の記事で詳しく解説しています。