最大で280文字(日本語全角140文字)を投稿できるTwitterでは、2006年のサービス開始から17年後の今もすべてのユーザーがツイートを編集することはできません。
創設者のジャックドーシーは、Twitterが編集機能のないSMSをモデルにサービスを開始し、初期の雰囲気や感覚を残したかったこと、そして編集機能とリツイートによって編集前後でまったく違うものが拡散されてしまうことを懸念していると説明していましたが、同氏がCEOを退任したこととイーロンマスクの投票によって方針が変わり、ついに2022年9月にツイートの編集機能を提供しました。
ただし、現段階ではあくまでもテスト目的に提供されていて、日本でも提供がスタートしたTwitter Blueに加入するユーザーのみが利用できます。この記事では、ツイートを編集する方法をまとめています。
目次
ツイートの編集機能とは?
ツイートの編集機能は現在テスト中であり、正式公開されるまでに仕様が変更される可能性があります。当記事では2023年1月14日時点の仕様をもとに解説します。
編集するにはTwitter Blueの加入が必要
ツイートの編集機能は将来的にすべてのユーザーに提供されるものと思われますが、現在はテスト中のため、テスト機能をいち早く利用できる特典付きのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の加入者のみ利用できます。
なお、編集されたツイートを見るだけなら無料ユーザーでも可能です。
Twitter Blueの料金はウェブから加入した場合は月額980円、iOS版の公式アプリから加入した場合は月額1,380円で利用できます。
ツイートはいつでも、何回でも編集できる?
ツイートが無制限に編集できてしまうと、意図したものと違うものを拡散させることができてしまうため時間と回数の制限が設けられています。
ツイートが編集できるのは投稿から30分間のみ。また、30分の間に編集できるのは最大5回までで6回以上は編集できません。
編集前のツイートはバレる?
バレます。
具体的には編集後のツイートには、編集したことを示すペンのアイコンが追加されます。また、編集前のツイートには「このツイートには新しいバージョンがあります」のラベルが追加され、ツイートをタップすると編集後のツイートが表示されます。
さらに編集されたツイートの詳細画面には、タイムスタンプが付与されてタップすると履歴を確認することができます。
元のツイートがバレたくない場合は、これまでのようにツイートを削除してから新たにツイートする必要があります。
ツイートが編集できないのはなぜ?
ツイートの編集機能はウェブ版のTwitterおよびiOS版、Android版のTwitter公式アプリから利用できますが、元のツイートを投稿したデバイスおよびアプリ/プラットフォームからのみ編集が可能です。
例えば、iOS版の公式アプリから投稿したツイートをAndroid版の公式アプリから編集することはできず、Android版の公式アプリから投稿したツイートをChromeからウェブ版のTwitterにアクセスして編集することも基本的には不可能です。
また、編集に対応するのはツイートおよび引用リツイートで、アンケート機能付きのツイートやスレッド化したツイート、リプライなどは対象外です。
- スレッド
- 返信
- リツイート
- プロモツイート
- Twitter投票
- 固定されたツイート
- 公式アプリ以外から投稿されたツイートTweetDeckから投稿されたツイート
- スーパーフォローツイート
- CoTweet
編集しすぎるとフォロワーが減る?
ツイートを編集すると、元のツイートが自分とフォロワーのタイムラインの最上部に30分間固定表示されます。
これによってウザいと思われてフォロワーが減る現象が確認されていることから、過度にツイートを編集することは控えた方がいいでしょう。
ツイートを編集する
ツイートを編集する方法は利用しているOSやプラットフォームでわずかに異なりますが基本的には同じです。