これまで電池持ちが良いとされてきたiPhoneですが、英の消費者団体・雑誌「Whitch?」が、iPhone 7とAndroidスマートフォン3機種の電池持ちを比較したところ、iPhone 7が最悪の電池持ちを記録しました。
iPhone 7の電池持ちが悪い原因は他の機種よりもバッテリー容量が少ないことにあるとされていますが、今年発売される「iPhone 8」(仮称)ではバッテリー容量が40%アップすると報じられています。
iPhone 8、大容量バッテリーと有機ELで電池持ち大幅向上か
iPhoneのバッテリー容量が少ない原因は薄型のボディによって大容量のバッテリーを搭載できないことにありますが、iPhone 8では小サイズ化を実現した新しいロジックボードを搭載することで、従来比40%アップの大容量バッテリー(2,700mAh)を搭載するようです。
さらに、低消費電力に優れた有機ELを搭載することで従来比で30%の省電力化を実現。大容量バッテリーとディスプレイの省電力化によってiPhone 8では電池持ちの大幅改善が期待できそうです。
iPhone 7 – 4.7inch | iPhone 7 Plus – 5.5inch | iPhone 8? – 4.7inch |
---|---|---|
1,960mAh | 2,900mAh | 2,700mAh |
A new report from KGI’s Ming-Chi Kuo indicates that the upcoming iPhone 8 will be about the same physical size as the 4.7 inch iPhone 7 and yet pack a much bigger battery, comparable to the 2700 mAH battery in iPhone 7 Plus.
- 引用元
- 9to5Mac
電源が切れると利用できなくなる「Apple Pay」の欠点も解消か
iPhone 7にFeliCa(フェリカ)が搭載されたことでようやく日本でも「Apple Pay」が利用できるようになりました。
Suicaを持たなくてもiPhoneで改札を通れたり、財布がなくてもコンビニ、レストランなどでクレジットカードで支払いができる「Apple Pay」は生活に変化を与えるほど便利な機能です。
ただ、iPhoneの電池が切れるとApple Payがまったく動作しなくなるという欠陥とも言える欠点もあります。(Androidでは電源が切れてもおサイフケータイを使うことができます)
Suicaや財布は手放せてもモバイルバッテリーを手放せないわけですが、有機ELと大容量バッテリーによって電池持ちが大幅に向上すればApple Payを安心して使うことができ、サービスの普及にも良い影響があるはずです。
コメントを残す