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今秋の発売が噂される「iPhone 8」、iPhoneシリーズの10周年として大幅なデザイン刷新やワイヤレス充電対応など魅力的な噂が飛び交っている。
これまでの噂で最も情報が錯綜しているのが認証システムだ。iPhone 5sから指紋認証センサー「Touch ID」を搭載されているが、iPhone 8では顔認証の「Face ID」に置き換わって廃止になるとの噂もある。
そんななか、Appleが12月に発売予定としているホームミュージックスピーカー「HomePod」内にFace IDの記述が確認されたようだ。
HomePodから顔認証機能が発見。ベゼルレスデザインも
ホームミュージックスピーカー「HomePod」のファームウェア内に顔認証に関する記述を見つけたのはSteve T-S氏(@stroughtonsmith)
同氏がTwitterで公開した情報からはTouch IDが内容されるフレームワーク「BiometricKit」内に顔認証の機能が追加されていることがわかる。顔認識の機能は、認識した顔を登録するものと見られる“setFaceDetected”や複数の顔を登録する“setMultipleFaces”、顔の回転角度を登録する“setYaw/setPitch/setRoll”など顔認証に関する多くの機能を内包している。
指紋情報を「touchID」として扱っているのに対し、顔認証情報はiOS内では「pearlID」として扱われるようだ。噂では顔認証は「Face ID」と呼称されているがpearlIDが正式採用されるかはわからない。
I can confirm reports that HomePod’s firmware reveals the existence of upcoming iPhone’s infra-red face unlock in BiometricKit and elsewhere pic.twitter.com/yLsgCx7OTZ
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年7月31日
もちろんカメラが搭載されていないホームミュージックスピーカーのHomePodでは顔認証を登録することはできないが、HomePodのOSがiPhoneと同じiOSを採用することから顔認証に関する情報が発見された。
さらに、iOSデベロッパーのGuilherme Rambo氏(@_inside)は、新しいベゼルレスデザインのイメージ(当記事トップの画像)を発見したと報告。これまでiPhone 8として噂されてきた顔認証センサーやフロントカメラなどの配置エリアを残した狭額縁デザインと酷似している。
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