Photo by Benjamin Geskin
9月13日午前2時から開催されるAppleのスペシャルイベント(視聴方法)で登場する「iPhone X」は深刻な在庫不足に陥ると予想されているが、これまでの報道よりもさらに深刻なものになるかもしれない。
iPhone X、生産数は1日たったの1万台?
多数の実績があるKGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、「iPhone X」の生産能力について1日わずか1万台未満とレポートしている。
さらに、アナリストは新色「ブラッシュゴールド」は生産上の問題を抱えていることからごくわずかの量しか生産できず、ブラックやシルバーといった他のカラーよりも発売日が遅れる可能性もあると報告した。
経済日報は9月中の生産台数について約500万台と報じていたが遠く及ばない30万台になる可能性があるということだ。30万台がどれだけ少量かはAppleが過去に公表してきた発売日から3日間の販売台数と見比べればよくわかるだろう。
iPhone | 非公表 |
iPhone 3G | 100万 |
iPhone 3GS | 100万 |
iPhone 4 | 170万 |
iPhone 4s | 400万 |
iPhone 5 | 500万 |
iPhone 5s/5c | 900万以上 |
iPhone 6シリーズ | 1,000万以上 |
iPhone 6sシリーズ | 1,300万以上 |
iPhone SE | 非公表 |
iPhone 7シリーズ | 非公表 |
もはや「深刻」という言葉では表現できないほどの在庫不足に直面するかもしれない。
Appleが昨年発売したiPhone 7シリーズは新色ジェットブラックに人気が集中。Apple公式サイトで販売されたSIMフリー版は、iPhone 7 Plus/ジェットブラックが予約開始から3分後の出荷予定日が1-2週間後を示し、開始わずか30分で「11月出荷」まで伸び、iPhone 7のジェットブラックについても1-2週後となっていた。
iPhone Xのブラッシュゴールドを購入する場合は、昨年よりも深刻で致命的な在庫不足になることを覚悟して予約する必要があるかもしれない。数年ぶりの大幅アップグレードになる「iPhone X」の噂は別記事で詳細にまとめている。
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