2月25日に公式発表される「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」のプレス画像と最新情報がリークされた。
実績あるリーカー、EvanBlass(@evleaks)がVentureBeatを通じて公開したレポートによると今年のフラグシップモデルはコードネーム“Star”の「Galaxy S9」と“Star 2”の「Galaxy S9+」の2機種が発表されるようだ。
今年は画面サイズだけでなく性能も違う2モデルに
昨年のGalaxy S8シリーズは画面サイズの違いのみだったが、今年のGalaxy S9シリーズはいくつかの性能差があるという。
6.2インチの大画面モデルとなる「Galaxy S9+」は、6GBのメモリと128GBのストレージを搭載するのに対し、5.8インチの「Galaxy S9」は、4GBのメモリと64GBのストレージを搭載するとのこと。プロセッサは共通だが、アメリカと中国向けに販売されるモデルにはQualcommのSnapdragon 845が、その他の地域ではExynos 9180が搭載されるようだ。
SamsungがTwitterに投稿したティザー画像から明らかにされたカメラの進化についてEvanBlassは、f/1.5〜f/2.4の「可変絞り」に対応した12メガピクセルのカメラが搭載され、80fps/720pのスーパースローモーション動画撮影に両モデルとも対応するとレポートした。さらに、S9+には可変絞りに対応しない2つ目の12メガピクセルレンズを内蔵するデュアルカメラ仕様になるとのこと。
可変絞りのレンズによって何が変わるのかは明らかにされていないが、一般的に絞り値が変化するとピントの合う範囲「被写界深度」が変わる。絞り値を大きくするとフォーカスが合っている範囲が広くなり、絞り値を小さくすると範囲も狭くなるため、絞り値を可変することでより印象的な背景ぼかしを適用できる撮影モード「ポートレート」などが利用できるのだろうか。
なお、S9+のデュアルカメラのレンズは縦並びで配置され、S8シリーズで不満の声が多かった指紋認証の配置についてもミスタッチが発生しやすいカメラレンズの横ではなくレンズの下に配置されるとしている。最も気になるExynos 9180がサポートする3D顔認証についてEvanBlassは言及していない。
Finally, here are the rear component layouts: pic.twitter.com/r8GYVbzt44
— Evan Blass (@evleaks) 2018年1月26日
最後にプレス画像に表示された日付、“FRI MARCH 16”の記述からGalaxy S9シリーズの発売日は3月16日(金)になるとしている。Samsungは昨年発売したGalaxy S8シリーズのプレス画像でもロック画面に表示された日付を発売日に設定していた。
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