Googleウォレットが戻ってきた。日本でもGoogle Payがブランド変更
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

GoogleがGoogle PayをGoogleウォレットとして日本でも提供することを発表しました。今後数週間をかけて順次公開され、Google Playストアからアップデートできます。
Googleの決済サービスはそこまで長い歴史があるわけではありませんが、頻繁に名前を変えています。
Google Walletも今回が2回目の登場。初登場は2011年でした。
Google初のモバイル決済サービスアプリとして誕生したGoogle Walletの機能が2015年にAndroid Payに引き継がれ、本流であったGoogle WalletはP2P決済サービスとして継続されます。
2018年にはGoogle WalletとAndroid Payが統合されてGoogle Payに。店頭での非接触決済とP2Pによる送金機能を持ち合わせたサービスになります。
そして2022年にはクレジットカードやデビットカード、航空券、運転免許証、イベントチケット、車のデジタルキーなども管理できるGoogle Wallet(日本ではGoogleウォレット)に名前を戻すことを発表します。
約10ヶ月遅れで日本でもやってくるGoogleウォレットでは、Google Payで管理していた電子マネーやSuicaやPASMOといった交通系ICカード、クレジットカードなどが引き継がれるとのこと。
日本航空(JAL)など世界の航空会社のデジタル搭乗券を数回タップするだけでカンタンに追加できるほか、Gmailから自動でポイントカードを取り込む機能も用意されます。
また、Googleウォレットを使用した決済では、取引ごとに変化する動的なセキュリティコードに紐づく代替カード番号を使用して取引が行われるため、決済時に実際の番号が店舗等に共有されないため安全に決済できるとのこと。
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