Nothing Phone (3)の日本発売日は8月28日。価格は12.4万円から!!
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Nothingが同社初となる真のフラグシップスマートフォン「Nothing Phone (3)」をいよいよ日本で発売します。
ナンバリングモデルの発売はPhone (2)の発売以来、約2年ぶりです。象徴的な存在であるスケルトンデザインを受け継ぎながら、最大の特徴である“光る背面”のGlyphインターフェースとAIが大幅に進化しました。
今日から予約受付がスタートしています。発売日は8月28日、価格は124,800円〜です。楽天モバイルからもお得な価格で発売されます。
Glyphマトリックス
Nothing Phoneの特徴であるGlyphインターフェース。従来は通知や音楽と連動して光る演出で世界中の注目を集めました。
Phone (3)でGlyphマトリックスに進化した新しい背面のLEDは、単なる通知ライトとしてではなく、まったく新しい体験を可能にしています。
Glyphマトリックスは489個のマイクロLEDで構成されます。
25×25のドットパターンを変更することで、セルフタイマーのカウントダウンや懐中電灯、音量レベルの確認、NFCの起動アニメーション、バッテリー残量、現在時刻といった機能をスマホを伏せた状態で利用できます。
さらにカメラのファインダーとして利用することで、高画質のメインカメラでセルフィが可能。背面のボタンをクリックして操作することで、じゃんけんやルーレットゲームのスピン・ザ・ボトルなどのミニゲームも遊べます。

スケルトンデザイン
背面のデザインも大きく変わりました。
カメラのレンズは近い距離に並べるのが定石ですが、Phone (3)はレンズを不規則に並べています。ガタつきが少ないメリットがあるものの、より賛否が分かれそうなデザインになりました。
本体のカラーはブラックとホワイトの2色。初めてIP68の防水・防じんに対応しています。

近くも遠くもくっきり撮影できるトリプルカメラ
カメラはフラグシップモデルにふさわしいトリプル構成です。
超大型の1/1.3インチセンサーを搭載した広角カメラと、最短撮影距離10cmのマクロ撮影に対応した超広角カメラ。そして待望の望遠カメラが追加されました。
望遠カメラは遠くからでもくっきり撮影できるペリスコープ式を採用。
3倍の光学ズームと6倍ロスレスズーム、さらに60倍ウルトラズームによって遠景撮影やスポーツ観戦でも細かいディテールまで鮮明に捉えられるカメラに進化しました。
望遠カメラは遠い距離から接写することで、影を入れないままマクロ撮影できる「テレマクロ」撮影に対応しています。




Snapdragon 8s Gen4を搭載
プロセッサには「Snapdragon 8s Gen4」を搭載しています。
Snapdragon 8 Plus Gen 1を搭載したPhone (2)と比べて、CPU性能が36%高速化、GPUは88%向上、AIに特化したNPUは60%強化されています。
同じプロセッサを搭載したPOCO F7はAnTuTuのベンチマークスコアで190万点台を記録しています。Snapdragon 8 Eliteは200万点を超えますが、体感に大きな差はないでしょう。
なお、Nothingのカール・ペイCEOは8 Eliteを選択しなかった理由として「バランスの取れた体験を重視した」と答えています。
メモリとストレージは124,800円の12/256GBと、139,800円の16/512GBの2種類から選べます。
また、楽天モバイルからは119,900円から発売されます。他社からMNPで買い替え長トクプログラムにて48回払いで購入する場合、月額1,250円で購入できます。
こうしたハードウェアの強化によって基本性能やゲーミングに大きく関わるグラフィック性能、AI体験が大幅に向上しました。さらに5年間のOSアップデートと7年間のセキュリティアップデートにも対応しています。
Nothing AI
最高クラスのチップセットとメモリを搭載したことで、AIを活用したNothingの独自機能も充実しました。
専用ボタンをトリガーに、写真・スクショ・音声・テキストなど、あらゆるものを活用して保存できる「Essential Space」に対応。
保存された情報を自動整理し、リマインダー機能も備えることで第2の記憶スペースになります。
画面を伏せた状態で専用ボタンを長押しするとボイスメモが起動し、録音中に専用ボタンを押すと重要なポイントをメモできます。録音終了後、内容を書き起こししたり、内容を要約したり、ToDoリストを作ることも可能です。
録音の状況はGlyphマトリックスでも確認できます。
まったく新しい「Essentialサーチ」も追加されました。
連絡先やコンテンツ、重要な情報を瞬時に検索できるAI機能で、天気予報やスポーツの結果もリアルタイムで確認したり、デバイス上のデータにいつでもどこでもアクセスして必要な情報をすぐに探すことができます。
6.77インチの大画面。美しい薄型ベゼルに

画面サイズは6.77インチです。ベゼル(ディスプレイ周りの黒いフチ)は、Phone (2)に比べて18%も薄い1.87mmで、見た目も美しくなりました。
ピーク輝度はなんと4500ニト。屋外輝度1600ニトで日差しの強い屋外でも画面がくっきり見やすく、120Hzのリフレッシュレートでスクロールやゲームの映像もなめらかに表示されます。
ゲーミングにおいては1000Hzのタッチサンプリングレートによって、画面を連続タップするような音ゲーでも操作が正確に反映されます。
バッテリーは17%増量された5,150mAhです。20分以内に50%まで充電できる65W急速充電に対応します。ワイヤレス充電は15W、5Wのリバースチャージにも対応しています。
スペック比較:Nothing Phone (3) vs (3a)
Nothing Phone (3) | Nothing Phone (3a) | |
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デザイン | ||
素材 |
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サイズ |
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重さ | 218 g | 201g |
ディスプレイ |
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カメラ |
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フロントカメラ |
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写真機能 |
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動画機能 |
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チップセット |
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メモリ | 12GB/16GB | 8GB/12GB |
ベンチマーク | ー |
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バッテリー |
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ワイヤレス充電 |
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SIM |
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5G | Sub6 | Sub6 |
Wi-Fi |
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Bluetooth | 6.0 | 5.4 |
FeliCa | ?? | ◯ |
防水・防じん | IP68 | IP64 |
USB | USB-C | USB-C |
セキュリティ |
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センサー |
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位置情報 |
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アップデート保証 |
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同梱品 |
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