きょうから飛行機内でモバイルバッテリーの使用・充電禁止。違反するとどうなる?
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2026年4月24日から飛行機内でのモバイルバッテリーの使用・充電が禁止になりました。これは国内外でモバイルバッテリーの発煙や発火等の事例が増加していることを受けたものです。
これまでもモバイルバッテリーは預け入れる手荷物に入れることや、バッテリーの合計容量に規制がありましたが、新たに機内に持ち込めるモバイルバッテリーが2個までになるなどルールが追加されています。
これまでのルールを大幅に制限するものになっていて、うっかり違反すると罰則の対象になるため、注意が必要です。
モバイルバッテリーの新ルール
これまでも航空法では、モバイルバッテリーの機内持ち込みや取り扱いに一定の制限が設けられていました。
そこに加えて、持ち込み個数・機内での充電・使用に関するルールが追加されます。以下に2026年4月24日以降に適用される新ルールをまとめました。
なお、🚨が付いた項目は、航空法に基づいて罰則の対象になる可能性があります。
- 預入(受託)手荷物に入れない🚨
- ワット時定格量160Whまで🚨
- ショートしないように保護する🚨
- 収納棚に収納しない
- 新ルール:機内への持ち込みはひとり2個まで🚨
- 新ルール:機内電源などからモバイルバッテリーへの充電は禁止🚨
- 新ルール:機内でモバイルバッテリーから他の電子機器への充電をしない
機内への持ち込みはひとり2個まで
機内に持ち込めるモバイルバッテリーについて「ワット時定格量160Whまで」という制限に加えて、新ルールでは、モバイルバッテリーの機内持ち込みはひとり2個までに制限されます。
ワット時定格量は、以下の計算式で算出ができます。目安を見てもわかるとおり、160Whというのは厳しい制限ではなく、市販のモバイルバッテリーの多くはこのラインを下回るように設計されているため、一般的な製品で超えるケースは多くありません。
- 計算式:定格容量(mAh)× 定格電圧 ÷ 1000
- 目安
- 100Wh:約27,000mAh
- 160Wh:約43,200mAh
カメラなどの予備電池にも制限
機内に持ち込むモバイルバッテリーのワット時定格量によって、機内に持ち込める「予備電池」も変わってきます。予備電池とは、デジタルカメラなどの電子機器から取り外したリチウムイオン電池のこと。
モバイルバッテリーと同様に、予備電池も多くは100Wh以下ですが、旅行や出張で、一眼レフカメラやデジタルカメラを持っていく場合は、念のため確認しておきましょう。

モバイルバッテリーの使用と充電が禁止
新ルールでは、機内のコンセントやUSBポートからモバイルバッテリー本体を充電したり、モバイルバッテリーでスマートフォンなどを充電することも禁止されます。
なお、機内にあるコンセントやUSBポートからスマートフォンに直接充電することは可能です。
違反した時の罰則は?
違反に対する罰則もあります。
持ち込みは160Wh以下・2個まで・機内でモバイルバッテリーの充電禁止については、航空法違反として2年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科されます。
独自ルールに注意
この記事は、国土交通省の案内をもとにまとめています。ただし、実際の運用は航空会社ごとに異なり、より厳しい独自ルールが設けられている場合もあります。最終的には、利用する航空会社の案内や機内での指示に従う必要があります。
たとえば、国の基準上は個数制限がないケースでも、航空会社によっては「20個まで」などの上限を独自に設けていることがあります。思い込みで判断せず、搭乗前に各社の案内を確認しておくのが安心です。機内では、客室乗務員のアナウンスや指示にも従うようにしてください。
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