Pixel 5、公式画像が流出。6インチ、超広角カメラなど詳細スペックも
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

来週10月1日に開催されるGoogleのオンラインイベント『Launch Night In』で発表が予告されている新型Pixelスマートフォン
正式発表の約1週間前に「Pixel 5」の公式プレス画像と詳細なスペックが流出した。
超広角レンズの視野角は狭めの107°
「Pixel 5」の画像を公開したのはWinFuture。同じイベントで発表の可能性が高いGoogle TV(現Android TV)を搭載する新型Chromecastの製品画像も公開していた。
「Pixel 5」は5.8インチと噂されていたが少し大型の6.0インチ/フルHD+(2,380x1,080ピクセル)を搭載するという。画素密度は432ppi。アスペクト比は19.5:9のため昨年発売された19:9のPixel 4よりもさらに縦長になる。極狭小のベゼルは高く評価されそうだ。
1秒間に画面を書き換える回数を表すリフレッシュレートは変わらず90Hzとのこと。リフレッシュレートの数値が高いほどなめらかに映像を表示できるが90Hzでは大きな効果はない。
チップセットはミドルハイ向け
チップセットはミドルハイ向けのSnapdragon 765G。プレミアム向けの8xxシリーズではないがWinFutureはほぼすべてのユーザーに十分なパフォーマンスを提供すると表現している。チップセットには5Gモデムが含まれていてSub6に対応するとのこと。ただし欧州版のため日本版ではより高速なミリ波に対応モデルがが発売されるかもしれない。メモリは8GBでストレージは128GB、セキュリティチップのTitan Mも搭載される。
標準+超広角レンズのデュアル仕様
カメラは噂どおりデュアル仕様。標準レンズは12.2メガピクセルで4K/60fpsと1080p/240fpsの動画撮影に対応する。フロントカメラは同じ8メガピクセルだが視野角が90°から83°に狭くなっているため複数人のセルフィやグループショットでは画角に収めるのに苦労するかもしれない。
ついに超広角レンズが搭載されるが視野角は107°とのこと。ハイエンドモデルであれば120°前後が普通のため少しがっかり仕様だ。
Pixelスマートフォンが選ばれない最大の理由は電池持ち/バッテリーだが「Pixel 5」はPixel 4(2,800mAh)から大幅アップとなる4,080mAhの大容量バッテリーを搭載する。ボディは100%再生アルミニウムを使用。IP68の防水に対応するという。
販売価格はドイツで629ユーロとのこと。販売価格がすでに発表されているPixel 4a (5G)が1ユーロ=121.24円に設定されることを考えると日本では約76,000円で販売されるのだろうか。
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