auは、新プラットフォーム「KCP+」を搭載したソニー・エリクソン製「W54S」三洋電機製「W54SA」東芝製「W56T」に複数の不具合が起きた事を明らかにしました。
今回明らかになった不具合は、着うたを着信音に設定できなかったり、テレビ電話の着信ができないというもの。
不具合の対象となる台数は約10万台となっています。
auではKCP+の原因ではないと説明・・・。
今回明らかになった不具合の内容。
■マナーモード中でも着信音が鳴ってしまう。
・グループ着信の音量が設定されてる場合、設定したグループの相手から電話がかかってくるとマナーモード設定中にも限らず着信音が鳴ってしまう。
■着信音に着うたを設定できない。
・着うたのサイズが240kbより大きいものはグループ着信音や個別の着信音に設定できない。
■キー照明がONになっていても点灯しない。
・キー照明設定がONになっていても、メール受信から10秒以内に電源キーを押すと点灯しないことがある。
■テレビ電話の着信ができない。(W54SAのみ)
・テレビ電話の着信ができない。
以上4つの不具合は、auが提供しているソフトウェア更新サービスで解消できます。
原因は本当にKCP+ではないのか?
auでは、今回の不具合について「KCP+やMSM7500に起因するものではない」とコメントしています。
しかし、本当にKCP+やMSM7500のハードウェアに起因するものではないのでしょうか?
上記3つの不具合はKCP+搭載機である「W54S」「W54SA」「W56T」の3機種に発生するものであり、原因がソフトウェアにあるものなら3メーカーがKCP+やMSM7500の仕様に合わせられなかったということになります。しかし、3メーカーが一斉に仕様に合わせられなかったという事は考えにくいもんですが・・・。