GooglePhone「Nexus One」、1週間で販売台数はたった2万台
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2万台という数字はこれまで発売されたAndroidケータイの販売台数に遠く及ばず、販売形式がGoogleからの直販のみという独特な形式が苦戦の原因となっているとのこと。
「Nexus One」の発売1週間の販売台数はiPhone 3GSの80分の1であり、同じAndroidケータイのDROIDと比較しても1/12となっています。
Flurryは「Nexus One」が販売台数を伸ばせない原因として、DROIDと比較して小さなバージョンアップだったことで端末の魅力をあまり感じられなかったことや、宣伝費用が少なく一般ユーザーの認知度が低い事を挙げています。
個人的な意見としては、Googleがスマートフォンを発売するという事で大きくニュースに取り上げられ、ユーザーの興味を惹き、認知度はあるものの販売方式がメンドクサイだけに買う気にまでさせられないという事ですかね。「Nexus One」を発売するGoogle Phone Storeがアメリカ、イギリス、シンガポール、香港の4ヵ国にしか対応していないことも大きな原因のひとつ。
また、「myTouch 3G(HTC MAGIC)」、「DROID」、「G2 Touch(HTC HERO)」、「HTC Tattoo」、「XPERIA X10」などなど様々なAndroidケータイが短期間で発表・発売された事も影響しているのではないでしょうか。