米モバイル市調査会社のFlurryがGoogleのAndroidケータイ「Nexus One」の発売から1週間の販売台数を2万台と予測しています。
2万台という数字はこれまで発売されたAndroidケータイの販売台数に遠く及ばず、販売形式がGoogleからの直販のみという独特な形式が苦戦の原因となっているとのこと。
iPhone 3GSの80分の1。
Googleブランド通じず? -「Nexus One」発売1週間でわずか2万台 | 携帯 | マイコミジャーナル
「Nexus One」の発売1週間の販売台数はiPhone 3GSの80分の1であり、同じAndroidケータイのDROIDと比較しても1/12となっています。
Flurryは「Nexus One」が販売台数を伸ばせない原因として、DROIDと比較して小さなバージョンアップだったことで端末の魅力をあまり感じられなかったことや、宣伝費用が少なく一般ユーザーの認知度が低い事を挙げています。
個人的な意見としては、Googleがスマートフォンを発売するという事で大きくニュースに取り上げられ、ユーザーの興味を惹き、認知度はあるものの販売方式がメンドクサイだけに買う気にまでさせられないという事ですかね。「Nexus One」を発売するGoogle Phone Storeがアメリカ、イギリス、シンガポール、香港の4ヵ国にしか対応していないことも大きな原因のひとつ。
また、「myTouch 3G(HTC MAGIC)」、「DROID」、「G2 Touch(HTC HERO)」、「HTC Tattoo」、「XPERIA X10」などなど様々なAndroidケータイが短期間で発表・発売された事も影響しているのではないでしょうか。