GoogleがGoogle I/OにてAndroid 2.2 – Froyoを正式に発表しました。既にSDKのダウンロード配信がスタートしています。
Froyoの内容はユーザーの不満点を解消するものだけでなく、新機能も含まれており、マイナーアップデートとは思えない内容となっています。その中でも魅力的な機能を速報でお伝えします。
提供時期は?
1.アプリのオートアップデートに対応。
これまではアプリのアップデート通知が来ても一つ一つのアプリを手作業で更新する必要がありましたが、Froyoではアプリを一括で更新できる他、あらかじめアプリのオートアップデートの設定を行っておくと、アプリの更新通知が来た際に自動でアプリのアップデートが実行されるようです。一括更新の要望は多かったため、サポートするだろうとは思っていましたが、オートアップデートにまで対応するとは・・・凄い。
2.テザリングとWi-Fiアクセススポットに対応。
これまではCyanogenModと呼ばれるROMを焼くことで利用することができたテザリング機能に公式対応します。また、Wi-Fiアクセススポット機能をサポートし、AndroidをポケットWi-Fiの様に利用することも可能になるようです。
テザリングについては、日本でAndroid 2.2搭載端末が発売された時にどうなるか気になりますね。ソフトバンクモバイルは対応しないことを明確にしてますからなんとかドコモには頑張って欲しいです。
そして、Wi-Fiアクセススポット。詳細な仕様が明らかにならない限りなんとも言えませんが、充電しながら使えてアクセススポットとして利用している間も端末を自由に操作できると良いですね~。
3.Chrome Liteが大幅に高速化&HTML5サポート。
Androidに標準で搭載されているブラウザはChrome Liteと呼ばれていますが、このChrome Liteが大幅に高速化されるようです。また、HTML5にも対応するとのこと。標準ブラウザは現状でも良いんですが、安定性やレスポンスはまだ素晴らしいとまではいきません。どこまで詰められているのか期待したいです。
5.アプリをSDカードへ保存可能に。
現在、Androidはアプリを本体のみにしか保存することができません。またAndroid 2.1がOpen GLをサポートしたことからリッチなアプリが続々と登場し、本体のメモリが容量不足になるケースが発生していましたが、アプリをSDカードへ保存できる様になり、容量不足の問題は解消されるようです。6.アプリのリモートインストールに対応。
なんとパソコンからアプリのリモートインストールが可能になるようです。具体的にはパソコンからダウンロードしたいアプリを選択すると、Androidが自動でパソコンにて選択したアプリをダウンロードするというもの。7.音楽のリモート再生。
これも具体的な仕様はわかりませんが、Google I/Oでのデモでは、パソコン側のiTunesで管理している楽曲をAndroidで再生するというものでした。オフラインではもちろんリモート再生することはできませんが、オンライン環境にいる時はメモリにエコですし、音楽以外のデータをリモートで再生できるとなれば素晴らしい機能ですね。
Froyoの提供時期は2~3週間とのこと。
※内容については速報なので事実と異なる可能性があります。
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