世界第2位のソフトウェア会社で今年の1月にサン・マイクロシステムズを買収したオラクルがAndroidがオラクルの所有する特許権と著作権を侵害しているとして、Googleを控訴しました。
これに対しGoogleはオラクルが根拠なき訴訟を起こした事に失望しているとコメントを発表しています。
Androidがフリーじゃなくなるかも?
Oracle、『Android』の『Java』に関し Google を提訴 – japan.internet.com Webビジネス
オラクルはGoogleが開発を手掛けるAndroidがオラクルの所有するJavaの特許権と著作権を侵害し、Javaコードをコピーしたと主張。
この主張に対してGoogleはオラクルが根拠の無い訴訟を起こしてGoogleとオープンソースであるJavaコミュニティを攻撃する事に失望したとコメント。
恐らくGoogleがオラクルにライセンス料を払ってJava VMを使い続けるかGoogleがJavaを捨てて他の言語に乗り換えるかになると思いますが、GoogleがAndroidを無料で提供し続け、無料ということでOSに採用している企業が多数いる以上、ライセンス料を払うのは考えにくいですし、Javaを捨てて他の言語に乗り換えるとしてもこれまで積み上げてきたものもありますし、これをやってしまうと影響が大きすぎるので考えにくい・・・。どっちかとなるとやはりライセンス料を支払うことになるんですかね。
そうなればAndroidの未来はとても暗くなりそうですが・・・。さてどういった決着がつくのか見物ですね。