TwitterのAndroid公式クライアントが不人気?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ダントツで人気なのはオンラインのTwitter、次にモバイル版のTwitterついでSMSとなっています。
Twitterのクライアントだけに絞りこんで見てみると、1位がiPhoneのTwitter公式クライアント、2位がBlackBerryのTwitter公式クライアント、3位がTweetDeckとなっており、Androidの公式クライアントはランキング圏外となっています。
Androidの公式クライアントがAndroid 2.1以上でしか利用できないこともランキング圏外だと考えられますが、それよりもAndroidの公式クライアントの出来の悪さと他のサードパーティ製のクライアントの出来が良いこと、そしてAndroidのTwitterクライアントのほとんどが無料で利用可能なことが最大の原因ではないかと僕は考えます。
iPhoneのTwitterクライアントはAndroidに比べると値段が高く、(Twitterクライアントに限らず、AppStoreの単価がAndroidマーケットよりも遙かに高いわけですが。)無料で提供されているTwitterクライアントのほとんどに広告が表示されます。そういった意味でも無料で提供されているTwitter公式クライアントは手が出しやすいのではないかと。
一方、Androidで提供されているTwitterクライアントは「TweetsRide」や「Twicca」、「Touiteur」など優れたサードパーティ製のアプリケーションはほとんどが無料で利用することができ、さらに1日以内であれば有料アプリを返品することもできます。iPhoneと違ってサードパーティ製のクライアントに手が出しやすいというわけです。
ちなみに、AndroidとBlackBerryのTwitter公式クライアントに今週アップデートが提供されることも明らかにしています。