タグ・ホイヤーがWear OSから離脱。独自OSとMFi認証でiPhoneに最適化

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2025/10/11 21:15
タグ・ホイヤーがWear OSから離脱。独自OSとMFi認証でiPhoneに最適化

Googleと長年パートナー関係にあった高級時計ブランドのタグ・ホイヤーがWear OSから離脱しました。

最新モデル「TAG Heuer Connected Calibre E5」には、Androidをベースに開発された独自OS「Tag Heuer OS」が搭載。さらにMade for iPhone(MFi)認証を取得しています。

Wear OS 3で分かれた対応方針

Wear OSは、Android Wear時代にiOSに初対応し、Wear OS 2までiPhoneでも利用できました。

しかし、2021年以降に登場したWear OS 3からは、メーカーごとに対応方針が分かれています。

例えば、Google Pixel WatchやGalaxy WatchはiPhoneに非対応。一方で、旧TAG Heuer Connectedシリーズは引き続きiPhoneをサポートしていました。

Wear OS 3での制限

タグ・ホイヤーがiPhone対応を維持できた・維持した理由は2つあります。

1つは旧モデルがWear OS 2で出荷されていたこと。もう1つはWear OS 3において機能を制限しながら対応を続けたことです。

当時の案内では、Wear OS 2を使い続ける場合、Googleサービスをこれまでどおり利用できる一方で、Wear OS 3にアップデートするとGoogleアシスタントを含む一部の体験が利用できず、iPhoneとペアリングした場合、Googleメッセージ、Google Wallet、Googleマップも利用できなくなると説明されていました。

Androidユーザーが中心のGoogleやSamsungはiPhone対応を切り捨てる一方で、TAG Heuer Connectedシリーズの約7割がiPhoneユーザーであることから、タグ・ホイヤーはこうした強い制限を受け入れるしかなかったと考えられます。

独自OSでiPhoneに最適化

独自OSでもGoogle Pay、Googleマップ、サードパーティアプリは利用できません。

それでも、MFi認証を取得した最新モデルでは、高速なペアリングやWi-FiおよびBluetooth接続の安定化、通知の改善など、Wear OSの課題が大きく改善される見込みです。

タグ・ホイヤーにとっては、Wear OSに依存せず、iPhoneユーザーに最適化された体験を提供できることが重要だったのでしょう。

Googleで見つけやすく
  • Googleで優先するソースに追加すると、携帯総合研究所の新しい記事を見つけやすくなります。
  • 最新ニュース、独自の解説、レビューを見逃さないために、ぜひ追加してください。
Googleで優先するソースとして追加する
投稿規約
  • チャットサポートではありませんので、質問は必ず記事を読んでから投稿してください。
  • 状況が分かるように、できるだけ具体的に書いてください。「できません」だけでは判断が難しいため、表示されているメッセージや試したことを書いていただけると助かります。
  • 誹謗中傷や権利侵害にあたる内容は投稿しないでください。悪質な場合は、必要に応じて適切な対応を行うことがあります。
  • 攻撃的・侮辱的・過激な表現、他の方が不快に感じる表現を含むコメントは承認しない場合があります。
  • VPNを利用した投稿や、同じ内容の連続投稿は承認されない場合があります。

コメントを残す

(任意)

あなたにおすすめ