
ジャストシステムがAndroid向けに「ATOK for Android[Trial]」を提供しました。
対応機種は「Xperia」と「Galaxy S」とされており、ソフトバンクから発売されている「HTC Desire」や「HTC Desie HD」ではダウンロードがすることができません。
基本的には快適、一部のアプリではもっさりに。
対応機種は「Xperia」「Galaxy S」の2機種と公表されていますが、ドコモのSIMであればダウンロードすることが可能です。
ということで「ATOK for Android[Trial]」を早速使ってみました。
設定画面はこんな感じ。

「ソフトウェアキーボード」からはキー操作音、キー操作バイブ、入力方式、自動カーソル移動、文字削除キー、ジェスチャーガイドを表示するまでの間隔を指定することができます。

入力方式は、「ケータイ入力」「ジェスチャー入力」「フリック入力」の3つから選択することができます。

「入力・変換」では、推測変換のON/OFF、未入力時の推測候補の表示、英語入力モードでの自動スペース入力、学習データの初期化を行うことが可能です。

「デザイン」からはテーマや変換候補の文字サイズ、推測候補の表示行数を変更することができます。

テーマは、「標準」「藍」「秋桜」の3つから選択することができます。

左から「標準」「藍」「秋桜」

「ツール」からは辞書周りを設定することができます。ユーザ辞書の登録もここから行います。
PCのATOKと連動できるような物は見当たりません。(もしかすると、ATOKのフォルダにPC版の辞書ファイルを突っ込めば動いたりするかも?)

文字入力はサクサクで長文の変換精度もさすがATOKといった感じ。

左下のパネルをタップすると、顔文字や定型文、文字コードでの入力が可能となります。

QWERTY配列のキーボードはこんな感じ。1つ1つのパネルが小さいため、誤入力が頻繁に起きました。

概ね満足しましたが、メールなどで宛先を入力する際勝手にQWERTYに切り替わる、未確定の文字が青文字で表示されるため、黒背景のテキストボックスでは文字が見づらい、フリック入力の感度の調整が効かない、特定のアプリでは動作がもっさりになる(TweetDeckなど)、設定からATOKの設定メニューに入ると文字入力の割り当てが解除されるなど多数の不満な点も見受けられました。

正式版ではこれらの点が幾つか改善されると良いなーと思いつつ、リリースを待ちたいと思います。
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