昨日8/11(土)にソフトバンクモバイルの契約者が累計3,000万人を突破しました。ボーダフォンJAPANの買収時点から約2倍の契約者数に。電波改善やサービス内容の改善に取組み、更に精進して参ります。宜しくお願いします。
— 孫正義さん (@masason) 8月 12, 2012
全てのはこのツイートが始まり。社長自らが「契約者が累計3000万人を突破しました。」と報告していますが、これは明らかに偽りです。
何が偽りなのかというとその単位。3000万人契約と3000万件契約では大きく異なります。何が異なるのかというと「契約数が3000万件突破」であれば紛れもなく契約件数は3000万件ですが、「契約数が3000万人突破」と表現する場合、1人あたりの契約数によって契約件数は大きく変わってしまいます。
例えば3000万契約で1人が2契約していれば契約件数は6000万契約となり、シェアNo1のドコモと同等の契約件数になってしまうわけです。
ツイートだけであればただの誤投稿とも解釈できますが、キャンペーンサイトでも大々的に「3000万人突破!」と謳っているのは明らかな意図が感じとれますね。
3000万人突破!大感謝プレゼント | ソフトバンクモバイル
極めつけはこの注釈。注釈をつける事自体が疑問なわけですが、注釈の表記も”1契約1人”となっていて”3000万人”契約との単位をズラすことでわかりづらくしていますよねコレ。通常の表現であれば1人1契約だと僕は思うわけです。
ここまで頑なに3000万人契約を謳うのはなにか意図があってのことなのでしょうか