ソフトバンク、イー・モバイルを買収。国内シェア2位のauと肉薄。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

イー・モバイルの買収によってソフトバンクモバイルの契約者数は約3400万件となり、2位のauに200万件まで詰め寄ったこととなります。
また、PHSを展開するウィルコムの契約数を合算すると契約者数は約3900万件となりauを抜いて2位となります。
同時期に携帯電話事業に参入したソフトバンクモバイルとイー・モバイルですが、結局統合する結果となってしまいましたね。
当時は新規事業社への周波数帯の割り当てが狙いだったと思いますが、まさかボーダフォンの日本法人を買収して参入したソフトバンクモバイルが新規事業社として参入したイー・モバイルを買収することになるとは。
ソフトバンクモバイルのイー・モバイル買収により、ソフトバンクモバイルとしてはインフラ周りの充実が図れるのが最大のメリットでしょうね。
ただ、イー・モバイルはデータ通信をメインに展開していて通話によるトラフィックがほとんど発生しないため、他社よりもトラフィックに関しては優位に立っていましたが、買収後にソフトバンクモバイルのトラフィックを受け入れることとなれば、既存のイー・モバイルユーザーにとってはあまり喜ばしくない買収になるかもしれませんね。
コメントを残す