GALAXY S2、GALAXY S3、GALAXY S3α、GALAXY Note2、GALAXY Tab 7.0 Plusなどが搭載するCPU「Exynos4」にroot権限を勝手に取得されてしまうという重大な脆弱性が発見されましたが、これに対してサムスン電子が回答しました。
情報元
Samsung to fix Exynos vulnerability in software update ‘as quickly as possible’ | Android Central
root権限が勝手に取得されるという重大な脆弱性が発見されたのは「Exynos 4」シリーズのうち「Exynos 4210」と「Exynos 4412」を搭載するスマートフォン。
この脆弱性により、端末に保存されたデータ全てを勝手に削除されるだけでなく、パケット通信や音声通話が実施され、意図しない利用金額を請求されるという被害が危惧されていました。
Android Centralが上記事象をサムスン電子に問い合わせたところ、既に認知済みであり、できるだけ早く脆弱性に対応するアップデートを提供予定であるとの回答を得たとのこと。また、悪意のあるアプリケーションでない限りは実質的な問題は生じないと回答したようです。
サムスンの回答では、いますぐにアップデートが提供されるわけではないので、利用中のユーザーはアプリをインストールする際は最新の注意を払うようにし、「Exynos 4210」と「Exynos 4412」が搭載されたスマートフォンの購入を検討しているユーザーはもうちょっと待った方が良いかもしれません。
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