Exynos4の大規模なセキュリティ障害に関してサムスン電子が回答。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

root権限が勝手に取得されるという重大な脆弱性が発見されたのは「Exynos 4」シリーズのうち「Exynos 4210」と「Exynos 4412」を搭載するスマートフォン。
この脆弱性により、端末に保存されたデータ全てを勝手に削除されるだけでなく、パケット通信や音声通話が実施され、意図しない利用金額を請求されるという被害が危惧されていました。
Android Centralが上記事象をサムスン電子に問い合わせたところ、既に認知済みであり、できるだけ早く脆弱性に対応するアップデートを提供予定であるとの回答を得たとのこと。また、悪意のあるアプリケーションでない限りは実質的な問題は生じないと回答したようです。
サムスンの回答では、いますぐにアップデートが提供されるわけではないので、利用中のユーザーはアプリをインストールする際は最新の注意を払うようにし、「Exynos 4210」と「Exynos 4412」が搭載されたスマートフォンの購入を検討しているユーザーはもうちょっと待った方が良いかもしれません。
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