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Appleが登録する商標「iPhone」が中南米最大のマーケットであるブラジルにて利用できなくなることが明らかになりました。
情報元
米アップル、ブラジルで「iPhone」の名称使用不可に=関係筋 | Reuters
既にAndroidのiPhoneを発売しているグラディエンテ
ブラジルの家電メーカーであるグラディエンテがiPhoneが発売される7年前の2000年に「iPhone」を商標登録しており、ブラジルの知財管理当局は使用権をグラディエンテに与える方針であることがわかりました。グラディエンテ傘下の企業は2012年12月にOSにAndroidを採用したスマートフォン「iPhone」を発売していました。
iPhoneの商標問題
iPhoneの登録商標問題に関しては、日本ではiPhoneが発売される際にカタカナ表記の「アイホン」が既にアイホン株式会社によって商標登録されていた事により問題となり、Appleとアイホン株式会社が協議した結果「アイフォーン」を利用することとなりました。米国ではシスコシステムズが2000年に「iPhone」の商標を取得していましたが、Appleが2007年1月にiPhoneを発表。iPhoneの発表前に両者は協議を行ったものの、Appleが契約書にサインをしないままiPhoneを発表していました。(2007年2月に和解)
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