昨年10月に米スプリント・ネクステルの買収に動いていることを明らかにしたソフトバンクですが、昨日から今日にかけて米衛星放送サービスのディッシュ・ネットワークがスプリント・ネクステルを255億ドルでの買収を提案したと報じられています。
ソフトバンクがスプリント・ネクステルに提案している買収額は201億ドルで、ディッシュ・ネットワークの提示額はそれを大きく上回っており、買収計画が頓挫するのではないかとされていました。
そんな中、ソフトバンクモバイルがコメントを発表しています。
ソフトバンクの買収は2013年7月1日にも完了へ
ソフトバンクは、ディッシュ・ネットワークの提案は前提条件が多く、準備段階でしかないとした上で、自社の提案は既に承認を得られる段階であり、2013年7月1日には買収が完了するとコメントしています。ディッシュの提案は、前提条件が非常に多く、準備段階の内容であります。これに対し、当社とスプリントの取引は、すでに必要な承認を得られる段階にきており、これまでに合意している条件で2013年7月1日には完了する見込みです。
情報元:スプリント買収に関する当社コメント | ソフトバンク株式会社
ソフトバンクにとってはここに来て大幅に円安となっているのが、痛いですね。ソフトバンクは無事スプリント・ネクステルを買収して世界第3位のキャリアとなれるのでしょうか。
▼ソフトバンクのスプリント・ネクステル買収についてはこちらからどうぞ。
・ソフトバンク、スプリント・ネクステルの買収を正式に発表。世界第3位のキャリアに。|携帯総合研究所
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