2013年度中にも携帯電話の自社生産を打ち切り、NECカシオモバイルコミュニケーションズをレノボへ売却すると朝日新聞が報じていましたが、今度は読売新聞がNECとレノボが新会社を設立すると伝えています。
読売新聞によると、NECはレノボとスマートフォンなどを製造・販売する新会社を設立するとのこと。報道内容ではレノボが部品調達、開発、生産を進めて開発体制を強化するとあるため、実質的にはNECカシオモバイルモニュニケーションズがレノボにジョインする形になるようです。
NECは、中国のパソコン最大手レノボ・グループと、スマートフォン(高機能携帯電話)など携帯電話を製造・販売する新会社を共同出資で設立する方向で最終調整に入った。
月内にも合意する見通しだ。NECを含めて国内携帯電話メーカーの多くは、海外勢に押されて不振が続いており、今後、再編の動きが加速する可能性もある。
引用元:NECとレノボ、携帯製造・販売の新会社設立へ : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
レノボといえば中国のPCメーカーでThinkPadなどのブランドが有名ですね。スマートフォンもIntel製のCPUを搭載したモデルを幾つかリリースしています。
NECカシオモバイルコミュニケーションズは、2012年度の出荷台数では前年度比で26.6%も減らしており、最も新機種を供給しているNTTドコモがツートップ政策を図るなど今年度は更に厳しくなることが予想されますが、レノボと組むことでいい方向に向かえば良いですね。
個人的にはもっと「MEDIAS W N-05E」みたいなソフトウェアだけでなく、ハードにも魅力満載のスマートフォンをもっと開発して欲しいなと思うところです。
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