auが関東圏で発生したLTEに関する通信障害について会見を行い、障害の対象となったユーザーに対して7月以降の料金請求額から700円を減額することを発表しました。
LTE基地局の設備投資も70億円を追加
今回の会見で発表された措置は、障害の影響を受けたユーザーに対して7月以降の請求金額から700円を減額し、LTEの基地局整備にかける費用を230億円から300億円に増額するというもの。通信障害が発生した時間帯にLTEデータ通信をまったく使えなかった利用者と、5月29日の障害時に音声通信を使えなかった利用者には、7月以降の料金請求額から700円を減額する。
引用元:KDDI 、通信障害の再発防止へ300億円投資
また、社長みずからを本部長とした「LTE基盤強化対策本部」を新設して品質強化に努めていくことを明らかにしています。
エリアは限られていたとは言え、多くのユーザーがLTEを全く利用できなかったということでさすがにユーザーへの措置が取られることとなりましたね。ちなみに減額の対象となるのは通信障害によりLTEを全く利用できなかったユーザーと音声通話を行えなかったユーザーとのことです。
▼一連の障害についてはこちらからどうぞ。
・【更新】またauのLTEで障害が発生ー関東56万人のユーザーに影響
・【更新】au、2日連続でLTEの通信障害が発生ー関東の一部地域で
・au、2日連続の通信障害の発生原因が先月の大規模障害と類似していることが明らかに
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