auが2014年夏より「LTE Advanced」の一技術であるキャリアアグリゲーションを日本で初めて導入することを明らかにしました!
キャリアアグリゲーションの導入により、下り150Mbpsといったひかり並みの超高速データ通信が可能となります。
複数の電波を掴んで高速通信を実現
「キャリアアグリゲーション」とかいうたいそうな名前が付いておられますが、要は複数の周波数帯をキャッチして通信速度を下り150Mbpsまで速めるというものだそうです。複数のアンテナを使うWi-Fi MIMOだったり、LTEとWi-Fiを併用するリンクアグリゲーションだったり、最近では合わせ技が流行っているようですね。
んで、当然ながら下り150Mbpsといった速度はベストエフォートなわけで実際にこの数値がでるものではありません。
ただ、そんなことよりも重要なのが異なる周波数帯を同時に使うため、片方の周波数帯が混雑していたり、電波が悪かったりしてももう片方の周波数帯がそれを補ってくれるというところ。
つまり、安定した高速データ通信が可能になるというわけです。
2015年には20,000地点で利用可能に!
そんな魅力的な「キャリアアグリゲーション」ですが、2014年夏のサービス開始当初は2,500地点で利用でき、2015年3月末には20,000地点での利用ができるとのこと。具体的な利用可能スポットについては今のところ発表されていません。
キャリアアグリゲーションを利用できるのは2014年夏モデルから?
キャリアアグリゲーションを利用するには対応スポット内であることのほかに対応機種を利用する必要があります。既に発売されてる機種で利用できるかについてはアナウンスされていませんが、提供時期などからしても2014年夏モデル以降の対応となりそうです。
ドコモは通話定額の「カケホーダイ」や高品質な通話が可能になる「VoLTE」、データ通話量をシェアして利用料金を安くする新料金プランで今夏勝負する一方、auはVoLTEを年内にも導入すると明言しており、とりあえず今夏はドコモを追従せず「LTE Advanced」と「キャリアアグリゲーション」で勝負することになりそうです。
コメントを残す