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AppleのiWatchの販売台数はiPad級に!?ーモルガン・スタンレーが予測

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2014/10/28 15:03
AppleのiWatchの販売台数はiPad級に!?ーモルガン・スタンレーが予測

Appleが2013年に販売したiPadの台数は約7000万台となっていますが、iWatchはこれに近い販売台数を記録するのかもしれません。

依存度の高いエコシステムによってAppleが新製品を出せば出すほど売れる?

Fortuneによれば、Katy Huberty氏のレポートにはハードウェアとアプリ、サービスが密接に関連するAppleのエコシステムは依存度が高く、Appleの信頼性も年々高まっており、それを示すようにAppleの新製品は代を増すごとに発売直後の販売台数が伸びていると記述されていたようです。

▼Appleの新製品における発売日の経過日数(単位は四半期)と販売台数の関係性を示すグラフ縦軸は販売台数、横軸は発売日からの経過日数(単位は四半期ごと)Photo By Business Insider

また、iWatchの販売台数予測については2パターンがあり、最低でも3000万台、最高で6000万台を売り上げるだろうレポートしたようです。

iWatchはiPad級の販売台数に?

販売台数が3000万台〜6000万台と聞いてもピンとこないと思うので、2013年のiPhoneとiPadの販売台数をまとめてみました。

iPhone iPad
2013年1月〜3月 3740万台 1950万台
2013年4月〜6月 3120万台 1460万台
2013年7月〜9月 3380万台 1410万台
2013年10月〜12月 5100万台 2600万台

それぞれを合計した2013年の販売台数は、iPhoneが1億5340万台、iPadが7420万台となっており、iWatchの販売台数が6000万台に到達するとなれば、AppleはiPad級の市場を開拓することになります。

他社製のスマートウォッチを見る限り、単独で利用できる機能は限られており、あくまでもスマートフォンの利便性を高めるという位置づけの製品であるため、iWatchがiPad並に売れるのかどうかは正直疑問を感じるところです。

ただ、iWatchの購入を検討するのは、iPhoneやiPadを保有する多くのユーザーで、親和性の高いiWatchに興味を示す人や、購入を検討する人は、Katy Huberty氏のレポートのとおりiPhoneやiPadが発売された頃よりも確実に多くなっており、販売台数を押し上げる大きな要因になることは間違いないと思います。

iWatchの販売価格は300ドル、約3万円との予測

Katy Huberty氏は、販売台数に加えてiWatchの価格についても言及しており、300ドルー日本円で約3万円程度になるとレポートしています。

Googleが今月より販売を開始したスマートウォッチ「Android Wear」の価格は2万円付近であり、iWatchがそれよりも高くなるのであれば、Android Wearよりも高機能だったり、Android Wearにはない機能など、何らかの差別化が行われることを期待してしまいます。

ちなみに、iWatchの発売日は流動的に伝えられていますが、今のところ2014年秋以降に発表・発売されるものと見られています。

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