Photo By Kārlis Dambrāns
これまで世界各地で特許訴訟を繰り広げ、日本でも熾烈な争いを繰り広げている特許訴訟ですが、米国を除く全ての国での訴訟を取り下げることで合意したことを両社が発表しました。
The Wall Street Journalによれば、アップルとサムスンが米国以外で行われている全ての訴訟を取り下げることで同意したことを発表したようです。
訴訟が取り下げられるのは日本や韓国、オーストラリア、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダで争われている特許訴訟となっています。
アメリカが取り下げの対象外となっている理由や、取り下げの条件については明らかにされていません。
Apple vs サムスンの特許訴訟は、2011年4月に米地裁にサムスンを提訴したことで始まり、サムスン側も反訴したことがキッカケとなって世界中で特許訴訟が繰り広げられました。
日本においても、ざっと振り返るだけでこれだけの訴訟と申し立てが行われています。
引用元:アップル対サムスン:世界各地の特許戦争の現状をざっくり整理!~2014年7月版~ 諏訪公一|コラム|骨董通り法律事務所 For the Arts
日本においてはここ数年ー特に2013年から頻繁に行われてきましたが、これから収束に向かうようです。ただし、前述したとおりアメリカでは引き続き特許訴訟が行われるとのことで、両社が和解するのはまだまだ先となりそうです。
これまで世界各地で特許訴訟を繰り広げ、日本でも熾烈な争いを繰り広げている特許訴訟ですが、米国を除く全ての国での訴訟を取り下げることで合意したことを両社が発表しました。
The Wall Street Journalによれば、アップルとサムスンが米国以外で行われている全ての訴訟を取り下げることで同意したことを発表したようです。
両社は共同文書を発表し、「アップルとサムスンは2社間の訴訟について、米国以外のものはすべて取り下げることで合意した」としたうえで、「この合意にはライセンス供与に関する取り決めは一切含まれず、両社は米国内で係争中の訴訟については継続する」と述べた。
引用元:アップルとサムスン、米国外の訴訟取り下げ合意 – WSJ
訴訟が取り下げられるのは日本や韓国、オーストラリア、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダで争われている特許訴訟となっています。
アメリカが取り下げの対象外となっている理由や、取り下げの条件については明らかにされていません。
Apple vs サムスンの特許訴訟は、2011年4月に米地裁にサムスンを提訴したことで始まり、サムスン側も反訴したことがキッカケとなって世界中で特許訴訟が繰り広げられました。
日本においても、ざっと振り返るだけでこれだけの訴訟と申し立てが行われています。
裁判日 | 訴訟内容 | 原告側 控訴人 抗告人 | 勝訴側 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2012年8月 | 楽曲同期 (第1審) | Apple | サムスン | 判決内容不服としてAppleが控訴 判決文(PDF) |
2012年9月 | アプリのダウンロード | サムスン | ー | アプリのダウンロードに関する特許第3781731号をAppleが侵害しているとして、iPhoneの販売差し止めの申し立てを行うも東京地裁が却下 |
2013年2月 | 通信技術 (第1審) | Apple | Apple | サムスンは、東京地裁の判決内容を不服として控訴 判決文(PDF) |
2013年3月 | アプリのダウンロード | サムスン | ー | 知財高裁に原決定の取り消しと、再度、iPhoneの販売差し止めを申し立てるも棄却 |
2013年6月 | 楽曲同期 (第2審) | Apple | サムスン | サムスンの特許侵害が認められる 判決文(PDF) |
2013年6月 | タッチパネル | Apple | Apple | サムスンの特許侵害が認められる 判決文(PDF) |
2014年3月 | 通信技術 | Apple | Apple | サムスンが所有する特許を侵害していないことが認められる 判決文(PDF) |
2014年5月 | 通信技術 (第2審) | サムスン | サムスン | サムスンに995万円までの損害賠償請求権が認められる 判決文(PDF) |
引用元:アップル対サムスン:世界各地の特許戦争の現状をざっくり整理!~2014年7月版~ 諏訪公一|コラム|骨董通り法律事務所 For the Arts
日本においてはここ数年ー特に2013年から頻繁に行われてきましたが、これから収束に向かうようです。ただし、前述したとおりアメリカでは引き続き特許訴訟が行われるとのことで、両社が和解するのはまだまだ先となりそうです。
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