- ドコモが若者向けブランド「ahamo」で新プラン「ポイ活」提供開始。
- 「ポイ活オプション」はd払いポイント還元率を最大8.5%上げるが有料オプション。
- 利用状況によっては不利益になる場合もあるため、利用者は慎重な選択が必要。
ドコモが新料金プラン「ドコモポイ活プラン」を発表しました。
ドコモポイ活プランは4月1日から提供がスタートする月額7,150円の「ahamo ポイ活」と、2024年夏〜秋に提供予定の「eximo ポイ活」の2プランで登場します。
どちらも決済手段の利用に応じてdポイントをおトクに貯めることができます。
第1弾のポイ活プランはahamoから
ドコモポイ活プラン第1弾のahamo ポイ活は、ドコモが提供する若者向けブランド「ahamo」にて提供されるプラン。
プランといっても中身は基本容量20GBのahamoと、80GBの容量を追加できる大盛りオプション、d払いでポイントが貯まりやすくなる「ポイ活オプション」で構成されています。
- ahamo:月額2,970円
- 大盛りオプション:月額1,980円
- ポイ活オプション:月額2,200円
ポイ活オプションは、d払いを利用する際のポイント還元率を3%上乗せするオプションで、2024年8月以降(予定)には、携帯電話料金の支払い方法をdカード GOLDすると、3%から5%まで引き上げられます。
最大1%の基本還元とdポイントカード提示の二重取りによる最大2.5%の還元率も適用されるため、ahamoポイ活プランのポイント還元率は最大8.5%に。さらに、4月1にからスタートする10%還元キャンペーンによってポイント還元率は最大13.5%になります。
ドコモによると10%還元キャンペーンの終了時期は未定。
ただし、今後特典の変更やdカード GOLDに設定している利用者向けの特典開始(おそらく8月ごろ開始予定と案内されている特典のこと)に伴って変更になる可能性があると案内されています。
ポイ活オプションで損をするケースも
重要なのはポイ活オプションが無料ではなく月額2,200円の有料オプションのため、損をするケースがあるということです。
例えば、13.5%の最大還元率でも毎月16,300円以上をd払いで買い物をしないと2,200ポイントを獲得できず元が取れません(料金に充当する場合は2,000ポイント)。また、10%還元キャンペーン終了後は還元率が最大8.5%にダウンするため、毎月約26,000円分の買い物をしないと損します。
また、ポイ活オプションの加入条件には、月額1,980円の大盛りオプションへの加入も含まれています。
つまり、筆者のような20GBの2,970円ユーザーであれば、d払いのポイント還元率を最大13.5%まで引き上げるために合計で月額4,180円を追加で支払うことになります。
解約しやすいオプション提供
まとめるとahamo ポイ活は、d払いのポイント還元率をブーストするために毎月2,200円を課金をするプランで、d払いを積極的に利用する人向けです。
決済と料金を絡めたプランはソフトバンクも「ペイトク」として提供していますが、ドコモのahamo ポイ活はプランではなく月額課金のオプションのため、解約しやすいメリットがあります。
例えば、よく利用していた店舗がd払いの取り扱いをやめて、d払いの利用機会が減ったら解約したり、10%還元キャンペーンの期間中だけ利用して、キャンペーンの終了案内が来たらオプションを退会するという使い方もできるかもしれません(ドコモ広報へ確認中)
今回はahamo ポイ活のみが発表されましたが、本命は2024年夏から秋に提供される「eximo ポイ活」です。オプションになるのか、別プランになるかはわかりませんが、ahamo ポイ活よりも充実した内容になることが予想されます。
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