
3月4日に正式発表される「Nothing Phone (3a)」のプロモーション動画が流出しました。
動画では、次世代のカメラシステムが搭載されていることが確認できます。また、本体側面に搭載される新しい謎のボタンは、カメラのシャッターボタンではなく、AIボタンとして機能するようです。
Glyphインターフェースと新デザイン
プロモーション動画は、Nothing Phoneシリーズの象徴ともいえるGlyphインターフェースが光るシーンから始まります。
背面デザインはこれまでのスケルトン仕様を引き継いでいます。
上半分に円形のパターンを配置。下半分のデザインはPhone (2a)とは異なる新たなパターンになっています。
進化したカメラシステム

Nothing Phone (3a)では、カメラがトリプル仕様にアップグレードされ、望遠カメラの追加と高画素センサーによって、遠くの被写体もくっきり撮影することが可能になります。
- 50MP 光学手ぶれ補正付き広角カメラ
- 50MP望遠カメラ
- 8MP超広角カメラ Sonyセンサー
このカメラシステムは、2倍の光学ズームと4倍のロスレスズームに対応。さらに、30倍のウルトラズームと背景をぼかせるポートレートモードにも対応するようです。
AIボタンとエッセンシャルスペース
ティザーでも予告されていた本体側面にあるボタンの正体も明らかになりました。
プロモーション動画では、Instagramでイベントの告知投稿を表示した状態で、AIボタンを押して「チケットの購入を明日リマインドして」と話しかけています。すると、画面が自動でスクショされ、エッセンシャルスペースに予定が追加される様子が映し出されています。




この機能は、Google Pixel 9シリーズに追加された「Pixel Screenshot」に似たものになっています。
Pixel Screenshotは、スクショの内容を自動で解析・整理し、専用のアプリから情報を検索できるAI機能。AIを活用してスクショをデジタルメモとして整理し、あとで簡単に振り返ることができます。
例えば、誕生日プレゼントの候補をスクショして、誕生日が近づいたらPixel Screenshotで検索。検索結果から商品ページにアクセスして商品を購入することができます。
対して、Nothing Phone (3a)のAIボタンは情報を記憶するのではなく、その場で声で指示を与えて、すぐに実行に移す点が大きく異なります。
Snapdragon 7s Gen 3搭載、シリーズ最大のディスプレイ
チップセットには、予想どおりSnapdragon 7s Gen3が搭載されます。
Phone (2a)に比べて25%高速化されており、最大20GBのメモリブースター機能にも対応します。


ディスプレイはシリーズ最大となる6.77インチ。最大3000ニトのピーク輝度を誇り、直射日光下など屋外でも画面が見やすくなります。
さらに、120Hzのリフレッシュレートと1000Hzのタッチサンプリングレートによって、ゲームプレイ時の快適性も大幅に向上しています。
カラーはホワイト、ブラック、そしてネイビーの3色展開となるようです。
— Arsène Lupin (@MysteryLupin) February 21, 2025
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